March 01, 2004
両親に愛されたい~ノース・小さな旅人
自分のことをかまってくれない親に見切りをつけ、フリーエージェントの権利を勝ち取った優等生のノースの「理想の両親探し」の物語。
ロード・オブ・ザ・リングで成功をおさめたイライジャ・ウッドさんが出演しています。
この映画を見ると、子供時代に良く似た事を考えたのを思い出します。
「もっと、お金持ちの家に生まれていたら・・・」
「もっと、優しいお母さんだったら・・・」
「お母さんがもっと若かったら・・・(笑)」
「きっと、もっと幸せだったのに違いない・・・」
なんて、思ったものです。
子供は自分を一番に考えて欲しいものですね。ノースは両親の関心を得るために、勉強も、スポーツも一生懸命頑張って、優等生(家族の役割で言うヒーロー役です)になるのですが、ついぞ、その期待が叶わず、両親はいつまでたっても、自分たちの話題ばかり。
そして、とうとう「もう両親なんかに期待しないぞ!」となって、彼から両親を見限るのです。
「うちの子がなぜ?」
「あんなにいい子だったのに・・・」
と言ってしまう家庭の典型的なパターンです。
先日、エリートの光と影という記事を書きましたが、彼らの幼少時代にも、このような事があったのでしょうね。
とくに優等生のお子さんを持つ、ご両親にご覧いただければと思います。
ただ、最低映画賞に選ばれるようなコメディ映画なので(^^;)、何かのついでにご覧になれば良いかと思います。子供が両親から一番欲しいものが分かると思います。
この映画が面白いのは理想の両親に出会ったノースが、絵に描いたような理想の両親なのに、そこが自分の居場所だと感じられないノースの苦悩です。
「子供は、どんな両親であっても、両親のことが大好きなんだ」
それを感じさせてくれる映画です。
February 26, 2004
エリートの光と影 海辺の家(2)
癌に冒され「余命、数ヶ月」と宣告された主人公が、残りの人生を息子とともに家作りにかける、父と子の「親子の絆」再生計画の物語です。
今日もこの物語の本筋からは少しそれますが(笑)、この映画から男性心理、特にエリートの超自立した男性心理を学べる要素を紹介したいと思います。
「彼や未来の夫になる人は、エリートがいい!」
そんなあなたにとっては、最適な情報になるのではないかと思います。(^^)
この映画には、主人公のジョージの別れた妻の再婚相手として、ピーターという男性が登場します。ピーターはエリート、成功したビジネスマンというシンボルとして登場します。
そして、このピーターはエリート男性に見られる典型的なワナにはまって行くのです。
Continue reading "エリートの光と影 海辺の家(2)"January 22, 2004
魅力の裏側にある男女関係の危機! 海辺の家(1)
癌に冒され「余命、数ヶ月」と宣告された主人公が、残りの人生を息子とともに家作りにかける、父と子の「親子の絆」再生計画の物語です。
今日は、この物語の本筋からは少しそれますが、男女関係の心理学を学べる要素を紹介したいと思います。
この映画には、主人公のジョージ、別れた妻、ロビン、そして、ロビンの現在の夫のピーターが登場します。
そして、ロビンを中心に男女関係を見ていくと、そこには女性が男女関係で悩む問題がありありと描かれています。
それは、女性が男性に求める「ロマンチスト(感情)とリアリスト(理性)」のバランスについてです。
Continue reading "魅力の裏側にある男女関係の危機! 海辺の家(1)"January 17, 2004
子供の自分に出会ってみよう! キッド(1)
大人になった主人公が、子供の自分との出会いを通して、本当の私を取り戻していくストーリーです。

主人公のラスはイメージコンサルタントとして成功を収めつつも、とても忙しい毎日を送っています。その中で、彼がどのような感情を感じながら、どのようなマインドで毎日を送っているのかは、彼の同僚のエイミーやアシスタントが、彼の周りで何を感じながら一緒に過ごしているのかを見れば、良く分かります。
そんな彼の前に、ある日8歳の頃の自分が突然現れるのです。
そして、8歳の頃の自分はラスがずっと抑圧してきた潜在的なメッセージを投げかけつづけるのです。
それが顕著に表れるのが、8歳の頃の自分がラスの職業がイメージコンサルタントだと聞いていった次のようなコメントです。
「結局、人をだましてるんでしょう」
※より正確なセリフを覚えている方がいれば是非教えて下さい。(^^)
8歳の頃の彼は、真実をすぐに見抜いてしまうのです。それは、ラスが自己否定から始まった成功を手にしているということです。
そのため、彼がコンサルティングを行う時も、クライアントの中にある美を引き出すというよりも、美しく見えるように変えていくコンサルティングをする設定になっています。
そして、そのような生活や生き方に疲れている自分にも気付かないのです。
彼は、8歳の頃の自分を通して、徐々に自分の夢がどんなものであったか思い出していきます。そして、何があって、自分を嫌い、今の成功を手に入れるまで頑張ってきたのか、理解し始めます。
彼が8歳の頃の自分に出会ったとき、8歳の自分はつまらなさそうで、自分の将来にがっかりしていました。
今、自分がどれだけ幸せを心から感じているのか?それを知るには、子供の頃の自分に問い掛けてみる事です。
あなたは、子供の頃、どんな夢や希望をもっていたでしょうか?
あなたの心の中の子供は、今、どんな顔をしているでしょうか?
それが、今のあなたの幸せ度、満足度を教えてくれます。
子供時代、私達は人生に対して十分な力を持ちません。でも、真実を感じる目やハートはもっているのです。
大人になった私たちが、子供の頃の自分(純粋で、真実の目を持つ自分)と手を組んで、大人になった今、その力を上手に使う事が出来れば、きっと幸せが手に入るでしょう。
December 29, 2003
将来の目標を予定にする:マトリックスが好きなわけ(3)
私は映画のマトリックスに無茶苦茶はまっています。(^^)
マトリックス リローデッド
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マトリックス
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「早く動こうとするな。動けると知れ」
これは、映画の中でモーフィアスがネオにいった言葉です。
この言葉で、ネオはマインドの力の使い方、思考や観念、感情が彼自身を制限している事を感じるのです。
昨日、マインドマップについて書きましたが、マインドマップに貼ったものを、「将来いつかなる目標」「絶対に達成する目標」というよりも、「そうなる予定なんだ」と感じれたらもっと簡単になると思います。遠くにあるのであれば、身近に持ってきてみましょう。
観念のことを考えると、いつも、
「この世界には同時にいくつもの世界が存在する」
ということを思い出します。その中から、どの世界を選んで、どんな生き方を選ぶのかは人それぞれです。
あなたは、どんな世界を選びますか?
※モーフィアスやネオという名前がチンプンカンプンの方、ごめんなさい。まだ、マトリックスを見た事がない方は、是非、ご覧下さい。エンターテイメントとしてだけではなく、世界観として、最高にオススメの映画です。
December 02, 2003
ロイヤル・セブンティーン(1)イキイキさを取り戻す! パートナーや子供は欠けた心の一部
この映画は、バリ行きの機内で見た映画なのですが、簡単にあらすじを。
母子家庭で育った陽気で活発な17歳の女の子、ダフネは、まだ一度も会ったことがない父親に会うため、単身ロンドンに行くことを決意します。
そして、ロンドンで見つけ出した父親は、なんと貴族のヘンリー・ダッシュフォード伯爵。超豪華なお屋敷に住んでいる政治家だったのです。
ダフネは、父と一緒に暮らし始めるのですが、アメリカで自由に育ってきた彼女にとって、イギリスの社交界のマナーにあわせるのが大の苦手!でも、父親に気に入られようと思って、上流階級のしきたりに馴染む努力をすることから始まるドタバタ劇を描いた映画です。
この映画には、ヘンリー・ダッシュフォード伯爵という男性が登場します。彼は現代社会の男性が陥る罠、「義務と役割」にどっぷりはまっています。家系、長男としての役割、伝統など、それに押しつぶされて、本来の自分らしさを失っています。
そんな彼に17年前に自由をもたらしたのが、主人公、ダフネのお母さんだったのです。彼女は自由で制約がなく、自分の人生を自分で選んで生きていました。その彼女を見てとても魅力を感じたのです。彼女に会った時、彼は本来の自分を取り戻したような気分になったのでしょう。
「自由になりたい!」という欲求。これは男性が潜在的にもっている欲求でもあります。家、仕事、会社、家族などなど、責任が増えれば増えるほど、この種の欲求は強くなります。そして、責任感の強い、きっちりとした男性ほど、自分の固さをほぐしてくれるような、崩してくれるような遊び心のある女性を求めています。うつ病になる方にまじめな方が多いのもこのような理由からです。
(逆に遊び心溢れる男性は、ちゃんと自分を管理し面倒見てくれる女性を求めています。^^)
そして、彼女に恋をしたのですが、残念ながらその恋は実りませんでした。
彼女を失った彼は、心の空洞を埋める為に、以前にもましてダッシュフォード家のしきたりに従って生きることとなります。
「ダッシュフォード家の男子たるもの○○○」
こういうのはよくありますよね。長女なんだから、長男だから、上司だから、サラリーマンだから、妻だから・・・。そして、彼は17年後には前以上に義務と役割にはまり、その上で燃え尽きようとしていました。
そんな彼の前に現れたのが自由に育った娘のダフネ。彼とはまったく正反対です。彼が恋をしたダフネの母親のように彼に自由とワクワクをもたらし、はじめは戸惑っていたヘンリーも、次第に遊び心を取り戻していくのです。
彼は選挙参謀のアドバイスに従い、選挙の為に「良いイメージ」作りに奔走しているのですが、そんなことをしている自分が嫌になってきます。「良い私」では無く「本当の自分」でいたいという欲求がどんどん募り、彼は政治家としてのキャリアを捨てて、家族を選ぶのです。
私の先生のチャック・スペザーノ博士は以前このようにおっしゃっていました。
「ハートを失って、どうやって人生という果実を楽しむのでしょう」
パートナーや子供は、自分にないものを持ってきてくれるといいますが、それが良く描かれている映画です。彼にとって、奥さんや娘が、彼の人生を完成させるために必要なイキイキさというパーツだったのです。
P.S. 父親を許せばパートナーやお金が手に入るといいますが、この映画の最後もそのようなシーンで終わります。
November 29, 2003
スパイダーマン(1) 愛情を受け取れる人になる
映画「スパイダーマン」には、何人かの主要な登場人物がいますが、全員が「受け取れない」という問題を持っています。一番の原因は「ありのままの自分では愛されない」と思い込んでしまっていることです。
主人公が憧れるM.J.という女の子を見てみましょう。彼女はこの映画の中で4人の男性に恋をするのですが、その恋の移り変わりは、彼女の家族関係、生い立ちに関係があります。
多くの女性が夢見るように、彼女もヒーロー、王子様を追い求めていますが、その裏側には今の生活にする大きな不満や絶望があるのです。
◎M.J.の家族背景
M.J.は父親と一緒に住んでいます。母親は一緒に住んでいません。どうも彼女たちを捨てて出て行ったようです。父親は自暴自棄で、彼女に怒りをぶつけてきます。母親の悪口もたくさんいいます。彼女はそんな父親や生活が嫌で一刻も早く抜け出したいと思っています。そんな彼女が考え付いた脱出方法は、
1.ステキな男性を見つけること
2.女優になること
でした。どちらも、彼女を今の生活から救い出してくれるヒーローのような存在です。
そんな彼女の一番の問題は、いい男性が見つからないということと、女優としてのキャリアがうまくつかめないことでした。しかし、その裏側には女性としての自信が持てないという問題が隠れているのです。
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