|
|
| TOP | はじめに | 面談/電話カウンセリング | 体験談 | 心理学講座 | | プロフィール | 雑誌・テレビ紹介! | お問合せ | サイトマップ | ブログ | |
| |
|
2007年01月17日
幸せな成功者と不幸な成功者の分かれ道
年始から日経新聞の社会面に「団塊の奇跡」というコラムがあります。とても学びと気付きに溢れたコラムで、これを読みながら、私もいろいろ考えさせられました。
今日はまず、1/3の記事を紹介したいと思います。まずは、ご覧下さい。
ここに登場する河田さんの「仕事の軌跡」から、とても多くのことを学ぶことができます。
・成功の秘訣
・成功の裏側に潜伏していた罠
・成功の秘訣が首を絞める
・正しさが仇になる恐ろしさ
・燃え尽き症候群にならないために
ここに登場する河田さんは本当に素晴らしい方だと思います。ものすごく一生懸命に働かれたようですし、会社のためを思って骨身を惜しまずに尽くされた。
しかし、その想いから来た彼の「やり方」や「正義」が最終的には彼自身の首を絞めることになったのです。
■仕事で成功するために必要なこと
まずは、河田さんが実践したことから、仕事で成功する秘訣を拾ってみると、
1.目標を紙に書くこと
2.目標にエネルギーを注ぎ込むこと
3.誰にも負けないくらい働くこと
4.そして結果を出すこと
これを「継続する」ことができれば、誰だってそれなりの成功ができるでしょう。それだけのパワーを持っていた河田さんは本当に素晴らしいと思います。
■成功の裏側に潜伏していた罠
河田さんは、「ポジティブ自立」タイプの方です。このタイプはパワー、実行力、展開力があるので、仕事で成功することがとても多いんです。しかし、一方で「ネガティブ自立」タイプや「ネガティブ依存タイプ」に「オレにはそこまでできない・・・」という劣等感を抱かせてしまいます。
そして、それが嫉妬や軋轢となって、ビジネスにおける成功を妨げる要因になってしまいます。
一方、「ポジティブ依存」タイプからは、非常に好かれます。彼を慕っていた部下や同僚もたくさんいたでしょう。ただし、「ポジティブ依存」タイプは、「ポジティブ自立タイプ」へ依存する形になることが多いので「言うことは聞くけれど頼りにはならない・・・」という悩みを持つこともよくあります。
■成功の秘訣が首を絞める
彼は一営業マンとして誰にも負けないくらいの結果を出したと思います。一営業マン、一社員として成功するにはそれでも十分かもしれませんが、「リーダー」の位置についた時に、必要なことは、「周りを勝たせること」です。
一営業マンの時代は「あいつは、確かに角があるけど、頑張ってるじゃないか」というふうに可愛がられたりもしますが、管理職などになると、「脅威」として見られます。そして、周りからの「攻撃」を引き寄せる結果となるのです。
これはライブドアや村上ファンドがバッシングされたのと同じ心理です。
※彼らの行為を正当化しているわけではありません。あくまでも心理的なお話です。
■正しさが仇になる恐ろしさ
ビジネスで結果を残せると、「私は正しいんだ!」という確信、自信を持つことができます。しかし、この「正しさ」が他者との競争、対立、軋轢を生んでしまうのです。
ビジネスでも他の分野でも、ケンカや対立は「どちらが正しいのか?」という戦いです。そして、この戦いは、必ず「自分が勝って、相手が負けるか」「自分が負けて相手が勝つか」しかありません。
つまり「どちらかしか勝てないゲーム」を同僚とやってしまうのです。これが社内で起こった場合は、大抵、悲惨な結果となります。
また、この対立が起こった場合、自分が正しければ正しいほど、相手は抵抗し、負けた場合には、恨みを持つ結果となります。
この段階では、「正しさ」を証明するためにエネルギーを投資することではなく、「共に勝つこと」を目指さない限り、両者が協力できる場所にたどり着くことができません。
■燃え尽き症候群にならないために
この「正しさ」から来る対立は、「パワーストラグル」といった権力争いを招きます。そして、その結果、戦いの泥沼にはまってしまいます。そして、その戦いに疲れた結果、訪れるのが「燃え尽き状態」「うつ」「倦怠感」「絶望」「あきらめ」です。
大抵、こういう状況になると、自分の正しさを理解しなかった会社や上司、同僚に怒りを持ちますが、問題はそこにはありません。
大切なことは、「どのようにすれば、このような状況を避け、会社全体として成功を手に出来たのだろうか?」に向き合うことです。
「妥協しない」ということは、信念を貫き通すことで、それによって正しさや結果を残せるかもしれません。
しかし、ここで大切なことは、それが自分の幸せなのか、みんなの幸せなのかという観点です。
成功者の多くが「成功だけ」はしますが、「幸せと成功」を両立できません。その理由は、当初、成功を導いた「信念」や「成功の秘訣」が自らを滅ぼすきっかけになるからです。
実は、こいった一連の心理プロセスは大抵の人が歩む「決まりきった典型的なプロセスと罠」なんです。
河田さんの貴重な体験を自分自身に照らし合わせて、成功と幸せの秘訣をぜひ学んでくださいね。
追伸 ビジネスの目的
組織でやっていくためにはやはり「共に勝つこと」が大切です。そうでないと、組織からつまはじきにされてしまいますから。
それを考えると、起業家精神溢れる人、一匹狼的な人、ワンマン系の方は、独立してするほうがやりやすいでしょうね。ただし、それでうまく行く範囲があります。売り上げが3億くらいまで。1億超えるくらいから、そのやり方の問題が出てきて、それ以上、成長できないことが多いんです。
自分の幸せとビジネスの成功のバランスを考えて、何を目指すのか、明確にすることが、「目的地まではきたけれど、思っていたのとは違った・・・」と失望しない秘訣です。
人気blogランキング↑このコラムが豊かで幸せな人生のヒントになったなら、ここをクリックして他の方にも教えてあげてください。
■仕事で成功するための心理学(1) 転職の秘訣
■未熟さを痛感したら・・・
■マリア・シャラポワのパワーの原動力
■幸せな成功者と不幸な成功者の分かれ道
■年末年始、自分を振り返り、新しいステージへ進むためのオススメの本
投稿者 yoshi : 2007年01月17日 10:24
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.counselingstyle.com/cgi/mt3/mt-tb.cgi/316