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2004年07月21日
無価値感や罪悪感の為に、役割という補償行為にはまってしまうのはなぜ?
前回の記事「家族の役割」で触れた補償行為は子供時代に始まります。では、なぜ『無価値感や罪悪感などの感情を感じたときに本質をはずれ、役割という補償行為にはまってしまう』のか、私の実体験を例にとってお話したいと思います。(^^)
私が以前、サラリーマンをしていたころ、仕事がすっごくつまらなかったので、定時になったらできるだけ早く帰りたいと思っていました。(笑) 部署自体も、会社にとってあまり意味のあるような部署に感じられなかったので、私たちが担当する仕事に意味があるようにも感じられませんでした。
私が所属した部署には、私以外に上司を含めて4、5人の社員がいたのですが、その中で大卒は私だけで、他の方は高卒や専門学校卒業生でした。そんな中で、当然のことですが、仕事は先輩のほうができるわけです。しかし、お給料は学歴で決まるので、私のほうがお給料がいいという状況が起こっていました、
それを知った私は、
「あまり会社に貢献せず、役に立っていない私が先輩よりもお金をもらっている」
という罪悪感が出てきました。
家族に置き換えると、
僕はあまり家族の役に立っていないのに、愛してもらってる、面倒見てもらっている
ということです。
すると、自分の罪悪感を消すために一生懸命働こうとしたり、残業しようとします。でも、仕事がなかったんです。ここでは無価値感が出てきます。
※会社組織としての問題もありますが、当時の私には無価値感が強かったのでそのような職場を無意識的に選んでいたのだと思います。
新入社員のころは、それでもがんばって働いて動いたり、気を使ったり、努力すればいいのですが、
「このままこの部署にいつづけても、意味がない」
とも感じていたので、だんだんと仕事にやる気が起こらなくなってきました。
でも、罪悪感だけは残ります。するとどうなるのか? また罪悪感を補償するために、しなくてもいい残業をしたり、気を使ったりします。すると、くたびれてきます。好きでやっているわけではないからです。「サラリーマン」という役割にもはまり、義務感で働いてしまうという悪循環に陥っていったのです。
すると、職場にいると無価値感や罪悪感を強く感じるようになるので、できるだけ早く帰りたくなりました。でも、上司や先輩は当然定時になっても帰りません。
最終的には、早く帰らない上司や先輩に
「あんたらが帰らんから、俺も帰られへんやん!」
と不満を持つようになりました。(笑)そんな生活をずーっと続けていましたが、ついには耐え切れなくなって退職をしたのです。
これが、『無価値感や罪悪感などの感情を感じたときに本質をはずれ、役割という補償行為にはまってしまう』理由です。
◎補償行為を脱出する方法 自分の気持ちや感情に気づき、コミュニケーションを取る
今から振り返ると、もし、私があの時、罪悪感や無価値感の罠にはまらずに、自分の本質に気づき、その部署での役割や仕事に一生懸命、与えることができたとしたら、上司や先輩とのコミュニケーションやかかわりをもっていたら、仕事をもっと楽しく感じれただろうなと思います。振り返れば、私も含めて、部署のメンバー全員がそういう係わり合いが下手な人たちだったんだなと思います。
人は誰もが、自分の本質を生きていたとしたら、職場でやりがいを見つけたり、居場所を見つけたり、自分にしかできない役割を果たしたり、イキイキとします。これは本質から与えているからです。
そのためにはちょっとした勇気がいるかもしれません。
それは私にとっては上司や先輩と腹を割って話すことだったと思います。
「この部署はこの先どうなるのでしょうか?」
「今のままでいいと考えていらっしゃいますか?」
「もっと、仕事にやりがいを感じたいんですが、どうしたらいいでしょうか?」
そんなふうに信頼をもってコミュニケーションができていたらきっと変わっていただろうなと思います。でも、当時の私にはその勇気もなかったですし、その意義も理解できていませんでした。
なぜなら、そういうコミュニケーションをすると、当然のことながら、私に対する要求や不満も上司から出てくるでしょうからね。それを聞きたくなかったんだと思います。
そして、コミュニケーションをとる代わりに、残業、我慢などの犠牲、補償行為をしていたのです。
犠牲や補償行為をやめる時は恐ろしく感じることがあります。それは、みんなが触れたくない、感じたくない、見たくない部分を話したり、明るみに出すことにもなるからです。
そういう意味では、私がいた部署のメンバー全員が触れるのを怖がっていたのです。そういう状況を作っていることに無責任だったり、仕方がないと思っていたらい、そのままでいいとあきらめていたりしたんです。
多くの場合、このようなケースでは、部署を変えるのはリーダーたる上司の役目、義務というふうに考えがちですが、どのような立場であれ、全員がwin-winの関係になるために、リーダーシップを発揮する、変化を促すことはとても大切です。
罪悪感には2種類あります。
1.気づいていたのに、しなかった罪悪感
2.やって後悔する罪悪感
人がより強くもっているのは1番の罪悪感です。そして、自分の力のなさをどんどん、証明していったり、罪悪感を感じたくないために、上司や誰かの責任に転嫁してしまうのです。
私たちの潜在意識では
「自分が部下だということを言い訳にして、リーダーシップを発揮していない」
ということにどこかで気づいているのです。リーダーを攻撃していることや、リーダーを応援していない自分を責めている部分もあります。
こういうチームはなかなか成功しません。逆にこういうコミュニケーションができるチームはゴールデンチームとなって、全員で成功を手にすることができます。
これは、家族でも同じなんです。犠牲や補償行為ではなく、本質を生きるということが、全員を勝利に導きます。本質を生きるということをみんな怖がっているんです。だから、まず、「自分」からはじめてください。あなたが始めると、その生き方が周りに影響を及ぼし、変化を作ります。そうすると、同じように生きたいと思っている人を引き寄せます。
※もちろん、変化に対する恐れから抵抗する人も出てきます。
「ビジネスはこの指止まれゲーム」だといった人がいましたが、人生も同じです。
「私の生き方に賛同する人は、この指にとまれ!」と自分の生き方を通して世界に発信しているわけです。「あなたの周りの世界はあなたの心を映し出す鏡です」というのは、そういう意味ですね。
ぜひ、みなさんもあなたの本質を表現しながら生きてみてください。すると、あなたの人生そのものが、映画や小説以上の感動を与える芸術作品になりますよ。
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投稿者 yoshi : 2004年07月21日 14:59
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コメント
ここへは久しぶり?におじゃまします 今は結婚退職して子供ができて子育てしてます。 家族の役割、補償行為ということですが、 今の家族と前の家族とどちらにヒットするかな?
と思ってましたが、なんとなく今の家族の中でなにかヒットしてるきがします
なんなのかな?感じるのがなんかいやな感じ
抵抗かしら
投稿者 蘭 : 2004年07月29日 14:52
ここへは久しぶり?におじゃまします 今は結婚退職して子供ができて子育てしてます。 家族の役割、補償行為ということですが、 今の家族と前の家族とどちらにヒットするかな?
と思ってましたが、なんとなく今の家族の中でなにかヒットしてるきがします
なんなのかな?感じるのがなんかいやな感じ
抵抗かしら
投稿者 蘭 : 2004年07月29日 14:52
2回目のコメントです。今日読んだのですが、自分にとってはちょうどいい時に読んだなぁと思います。ありがとうございます!
その職場の「役割」や、連鎖する「罪悪感」、分かるなあーーーーーーーー!!!(笑)
もっともっと心理学も知る前に、ただ不快感として感じていた社会の”右習え”のお約束へ、私はある場所ではNoを出して去り、
ある場所では上司に話してみて受け入れられた経験があります。
当時、むしろ私のこうした部分を活かして人と人とを繋いでいって欲しい、と、受け入れてくれた上司に、今改めて感謝の気持ち
が倍増です。
その会社では、この”社会に馴染まないんじゃないか?”の私(笑)が10年弱お世話になったくらいでした。なるほどなぁ、と、
今回のお話を読んでいて何度も何度もうなずきました。
今、また、上や下に挟まれて身動き取れなくなっている人をみかける会社に来ました。
ここでもいい動きをするきっかけに、自分がなれたらいいなと、また勇気出したいなと思い始めていたところです。
一旦クリアにしたところで働いていたら、がんじがらめの集団ってゾンビみたく見えてしまいますね(笑)。みんなに息吹がかかる
といいなぁって思っています。我慢大会なんていちやめた!です。
それには私ももっともっと、自分の中をお掃除していかなくちゃー。
ちょっとブル~気味の今日に前向きになりました。重ねてありがとうございます!!
投稿者 巽 : 2004年07月28日 13:22
おはようございます。週末から風邪を引いて声が全く出ないわ、ネットワークビジネス系の隣人攻撃に遭うわ、でさんざんでした、この文章を読むまでは。
そっか、こんなところに隠れていたんだ私が前進したくない理由が。
「自分が部下だということを言い訳にして、リーダーシップを発揮していない」 まさに!
最近新しい部署にうつりました、でも 前部署から持ってきた自分の作業のみに没頭して壁を作り、自分の力をこの部署に最大限出さないよう、もったいぶってました。
力・・・湧いてきました。 がんばります、気付かせてくれてありがとう
投稿者 akiko s. : 2004年07月28日 10:08
毎日暑い日が続いていますが、元気ですか?
気づいていたのに、しなかった罪悪感、こっれって好きなに、行き詰ってくると、やってしまう事ないですか?
今、通信教育で添削されて返った内容を見ると、あっ!やっぱり指摘される。それを、何度か繰り返してしまっている私です。しんどいとかはないんですけど、どっかで才能ないのかな?けど、そう思ってしまう悲しさや悔しさはあるんです。辞めてしまうには未だ、満足してないよね。これで良いんだと。いうか答えもない。
これって、次に待っているレベルへの恐れなんでしょうかね?
投稿者 hiro : 2004年07月22日 21:50