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2004年06月15日

幸せな成功をする為にエゴを越える法則

先日、欲しいものを手に入れる法則について書きましたが、私たちはどこかで「欲しいものを手に入れる」ということについて罪悪感があったり、もしくは「誰もくれないんだった自分で手に入れてやる!」という復讐心があったり、怒りがあったりします。

これは私たちの依存時代の傷、もともとは両親が十分に与えてくれなかったことが原因でできるのですが、子供時代を経る家庭で、両親が先生になったり、学校になったり、先輩になったり、社会になったり、上司になったりします。つまりパターンが繰り返されるわけです。
これは依存の段階にいる人(子供、新入社員、惚れた側など)が、自立側の人に対して持つニーズが満たされなかった、つまり

「あんたの面倒見、よくないわよ!」

という文句や攻撃があるわけです。だから、実のところ、今現在、上司や恋人などに対して持っている不満や怒りのパターンは親子関係から来ていることが多いのです。これを「権威との葛藤」と呼んでいます。

権威との葛藤があると、「私は権威(自立段階の人)から愛されない」と誤解してしまうので、愛されないような振る舞いをしてしまいます。
それは、反逆的な態度であったり、引きこもりであったり、拒絶、否定であったり、逆に妙に下手にでたり、愛想を振舞いたりしてしまいます。この二つはまったく違うように見えるかもしれませんが、

「どうせ愛されないんだったらはじめから抵抗する。近づかない!」
「どうせありのままの私なら愛されないから、愛されるように可愛い役割を演じる」

という感覚から始まります。表面的な行動は違うのですが、心の態度、「どうせ私は愛されない」という根本は同じなんです。

そして、この態度から欲しいものを手に入れようとすると大抵失敗してしまいます。もしくは欲しいものが手に入ったとしても長続きしないんです。

失敗する理由は

1.成功し続けないと人が離れていくという恐れ

2.どうせ無理だろうという無価値感、無力感、無意味感

が主な理由です。前者は成功、パワー、立場、肩書きを得ることで人からの愛や承認を得ようとする行為、つまり補償行為なので、燃え尽きてしまいます。後者は自信がないので途中で挫折したり、もしくは役割でやってしまうので同じく燃え尽きてしまうからです。

そして、これは私たちに欲しいものを手に入れさせないためのエゴの罠なんです。エゴは私たちが依存から自立の段階に入る際には大切なエネルギーなんですが、自立に入るとそれを手放すことが必要です。なぜなら、心の傷があると、そこにエゴが進入してきて私たちはエゴの策略にはまってしまうからです。


◎エゴを越える方法

前置きが長くなりましたが、昨日書いた5つの法則だけでは、このエゴを超える方法が入っていませんでした。そして、今日、たまたま一緒に日本からきたトレーナーの栗原先生がビジネス心理学のプレゼンテーションを2時間ほどしてくださって、それが非常に学びが深い内容だったので、そこから「欲しいものを手に入れる」「成功する」ためのエッセンスを2つ抽出してご紹介します。

昨日、ご紹介したのは次の5つです。

1.「これが欲しい!」「手に入れたい!」と心から強く望むこと

2.自分がもっている現実や常識、価値観、やり方を手放し、超えていくこと

3.手にいれる方法を10個アイデアを出す

4.書き出したアイデアを簡単にできる順番に並べ替えること

5.一つずつやっていく

そこに

6.目的:何のためにそれが欲しいのか?手に入れる必要があるのか?その成功や幸せの目的は?

これは、欲しいものに対する私たちの態度、方向性についての質問です。ある段階まで成長し、エゴを手放していく段階になるとここで必要なことはあなただけではなく、あなたの周りの人たちも幸せになることを一つの目的に入れてあげることです。
たとえば、よくこれはビジネスセミナーや経営者向けの講演などで話すのですが、起業したての頃は自分ひとりの成功を考えていれば良かった。でも、会社が成長していくと日本でよくあるのは、家族経営になるので家族や親戚も豊かになるように配慮する必要が出てきます。
その次に縁者以外の社員を雇ったら家族企業から「企業」へ、つまり社員全員が幸せになれるように変化していかなければなりません。
そうでないと、そこで働いている他の社員に不満が生まれてチームとして機能しなくなります。すると、「お金の為だけに働いている」とか「給料を払っているんだから」とか、どんどんドライな関係になってしまいます。そして、状況が更に悪くなるとお互いに相手から奪うこと、従業員の立場から言えば「いかに仕事の手を抜くのか」、「休むのか」、「いかに給料を上げてもらうのか」、経営者の立場からは「いかに給料を抑えようか」「ただ働きをさせようか」など、そういったことしか考えられなくなるのです。

「あなたが欲しいと思っているもの、実現したいものが、どれだけ多くの人を巻き込んで幸せにするのか」

これはとても役に立つ質問です。

7.ビジョン:どんな状態を作り出したいのか?

ビジョンって何ですか?という質問もよくされるのですが、ビジョンというのは「状態」のことです。たとえば、

「10年後、私と家族はどんな状態でいたいだろうか?」
「10年後、私は仕事とどんな関係でいたいだろうか?」
「10年後、私はパートナーとどんな関係でいたいだろうか?」
「10年後、私は社会とどのようなかかわりを持って生きていたいだろうか?」
「10年後、私はどんな状態で生活していたいだろうか?」

10年後でなくても、1年後でもいいのですが、そのような状態をイメージや文章として持っておくことは、あなたの将来の方向性を定めるのにとても役に立ちます。

私たちは寄り道が大好きなので、人生の中でも寄り道をたくさんします。そして、気づいたら知らないうちに、

「あれ、こっちにくるはずじゃなかったのに・・・」

なんて思うことも一杯あります。(笑)

そうなる前に、自分の方向性や進んでいる道の軌道修正をしてくれるのが、このビジョンであったり、目的であったり、それを文章化すること、「ミッションステートメント」です。

文章としては

私は○○○を目的とし、□□□を分かち合うことによって、△△△を実現する

というような形で埋めていってください。たとえば

私は、癒される生き方を広めることを目的として、愛、信頼、楽しい、楽さ、笑いを分かち合うことによって、幸せな社会を実現する

というような感じです。


エゴというのは「個」を捉えるので範囲がせまいんですね。そして悪いほうに振れると「他人なんてどうでもいい。自分さえ良ければいいんだ」となってしまいます。一方、エゴを越えた私たちのマインド、ハイアー・マインドと呼んだりしますが、こちらは「全体」を捉えるんです。そして、ハイアー・マインドから得たインスピエーションやアイデアは多くの方と分かち合うことができるので社会を変える力を持つんです。過去の歴史で起きた社会運動や社会活動はすべてその力によるものです。

ぜひ、あなたが受け取ったものをたくさんの人に還元し、より大きな幸せになるようにエゴを超える方法も試してみてくださいね。


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投稿者 yoshi : 2004年06月15日 00:44

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