June 28, 2002
●最高の幸せ
そんな私にも一つの転機がやってきました。振りかえってみると、その出会いがなければ、今の私はいなかったでしょう。それは、自信のない男に自信をつけるほどの大きなチャンスだったのです。
皆さんは今まで最高に幸せな気分を味わったことがありますか?大好きな人とお付き合いができるようになった瞬間。プロポーズされた瞬間。大きな仕事の契約が成立した瞬間。志望校からの合格通知がきた瞬間。優勝した瞬間。宝くじがあたった瞬間。信じられないような豪華なバケーション・・・。
私がはっきりと「人生最高の幸せだ!」と感じた初めての瞬間は妻と付き合い始めた時でした。
「こんなにも愛し合える人がいるなんて、俺はなんて幸せ者だろう!」
と感じていました。
パートナーシップ(恋愛関係・夫婦関係)のすばらしいところはお互いを愛し、受け入れていくことです。そうすることによってお互いを癒し合い、成長することが出来ます。
自信のない私にとって、妻との出会いはまさにその恩恵にあふれた癒しのプロセスでした。彼女と過ごすたびに、自信の無さが一つずつ、癒されていきました。彼女に受け入れられるたびに、自分を受け入れることができるようになったのです。
自信がない度合いだけ、自分を受け入れることができなかった私にとって、妻との出会いは今までの自己概念を覆すほどの経験だったのです。
また、この年は大学最後の年でもあり、1ヶ月後には内閣府(当時は総務庁)主催の国際交流事業SSEAYP'96(東南アジア青年の船)への参加も決定していました。
SSEAYPとはアセアン各国と日本との間の共同声明に基づいて、昭和49年に開始され、各国の参加者はそれぞれの国を代表しこのプログラムに参加します。プログラムの中には文化交流、勉強会、各国での視察、ホームステイをはじめ、各国政府要人(各国の大統領や首相など)への表敬訪問も含みます。
当時は、タイ、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ブルネイ、ヴィエトナムのアセアン7カ国(2002年現在、10カ国)の青年約350名と日本青年約40名が約50日間、船内で共同生活をしながら、アセアン各国及び日本を訪問するというプログラムでした。
そのようなチャンスを目の前にした私には未来が輝いているように思えたのです。
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