2008年07月30日
パートナーが仕事のヒントをくれる
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こんにちは。北端です。 いかがお過ごしですか。 大阪はこの3日間くらいで、本格的な夏日になってきました。
先日、ずいぶん前に録画していた映画「ホリデイ」を見ました。クリスマス直前、恋に破れた2人の女性同士が、家や車を交換する“ホーム・エクスチェンジ”を試み、人生を開花させていくラブストーリーです。
この映画は、二人の女性が、自分自身を恋愛や過去のパートナーから遠ざけるために、ホーム・エクスチェンジをするのですが、そこから起こる出会いが、二人の「自分らしさ」を引き出していきます。
そして、そんな二人が接する人たちも、彼女たちの心がオープンになることによって、同じように心が開き、人生が展開していきます。
この映画で、私が「面白いな~」と思ったのは、2人の主人公が自分らしさを取り戻していくプロセスです。 失恋によって自信を喪失した彼女たちが、どのように自分を取り戻していったのか。
一人は新しい恋との出会い。もう一人は、人、友人との出会い。
今、人生で変化を望んでいる人は、二人のプロセスから、そのキッカケを掴んでみてはいかがでしょうか? 私は映画を見終わった後、すごく幸せで温かい気分になりました。
パートナーが仕事のヒントをくれる
男女関係は、自分と違う考え方、感じた方を持つ人とパートナーシップを持つことで、一人ではもてないようなより大きな幸せを受け取る1つの形です。だからこそ、よいパートナーシップを持てる人は、ビジネスでも、どこでもよい人間関係を作ることができます。
私たちが何かで悩むときは、今の自分の考え方、発想の限界点にいます。つまり、答えはその枠の外にあったり、見落としている足元にあったりします。
そんなとき、素朴な疑問、気付きをくれるのが「パートナー」という存在です。
昔、カウンセリングに来た男性は、夫婦関係で悩んでいました。お互い愛し合っているのに、仕事が忙しく、すれ違いが多くなり、会話の時間がとれずに、ギクシャクする夫婦関係に違和感を持ちつつも、「時間がない」「疲れている」を言い訳に、パートナーに向き合わずに来たのです。
そんなある日、奥さんから、
「私、こんな生活、もう辛い・・・」
と告白され、泣かれてしまったそうです。
その奥さんの言葉と姿に危機感を感じた彼はカウンセリングを受けに来てくれました。
カウンセリングを通して、彼は、奥さんが「寂しさ」や「孤独感」、「置いていかれるような感覚」を感じていることを知りました。そして、そのことに気付けなかった自分に悔しさを感じると共に、奥さんに対して申し訳ない気持ちで一杯になったのです。
そのことを奥さんに話すと、
「ずっと一人で抱えていて、しんどかった・・・」
と言ってくれて、久しぶりに二人で色々な話をする時間を持てたようです。
その次のカウンセリングでは、彼自身も仕事で色々なストレスを抱えていたことに気付きました。しかし、彼の周りの同僚はしんどくても、弱音もはかないし、文句も言わない男性たち。そんな同僚を見ていると、「自分で何とかするのが一人前の男だ!」というふうに思っている自分に気付きました。
「では、本当は、誰かに相談したいと感じていたのでしょうか?」
と聞くと、
「きっと、そうだと思います」
彼は答えました。
「では、誰に相談して、話を聞いて欲しいと思いますか?」
と聞くと、彼はしばらく考えた後に、
「やっぱり、妻かな・・・」
と答えました。
興味深いもので、彼は仕事のストレスを一人で抱え、奥さんは家庭のストレスを一人で抱え、お互いに同じようなパターンで問題を持つに至り、我慢して頑張っていた夫婦だったのです。パートナーシップでは片方が問題を抜けると、もう片方も問題を抜けることができる、そんな法則があります。
そこで、その日は、奥さんと仕事、会社、一緒に働いている人について話す時間を持つようにアドバイスをしました。
彼は、今まで「仕事はできるだけ家庭に持ち帰らないでおこう」と思っていたそうです。自分自身、仕事を離れたときくらいはリラックスしたかったし、奥さんにとっても、二人の時間があまりないのに、仕事の話をされるのは、きっと嫌だろうと感じていたからです。
しかし、いざ、彼が仕事の話を始めると、奥さんは自分の知らない場所で、彼がどんなふうに仕事をしているのか、どんな人と一緒に居るのか、何に悩んでいるのか、興味をもって聞いてくれ、理解するようになりました。
そして、彼が職場での人間関係の悩みを奥さんに伝えたとき、
「それは、たぶん、こういうことだと思うよ。だから、こんなふうにすればいいんじゃないの?」
と何気なく言ったそうです。
「え? どうしてそう思うの?」
と彼が聞くと、
「だって、あなた、昔、同じようなことで、お義父さんとのことで悩んでいたじゃない」
「・・・・・・・・」
奥さんのこの一言は、彼にとっては目からウロコの体験だったようで、思わず無言になったそうです。
奥さんは何年間も専業主婦をしているので仕事やビジネスに慣れている人ではありません。しかし、彼のことはよく知っていたのです。
この夫婦関係がうまく言った理由の1つは、彼が先に奥さんの気持ちを理解したからです。だから、彼が仕事の話をしても、奥さんは聞いてくれました。 それがなければ、心に余裕のない奥さんが、彼の悩みを聞くことはできなかったかもしれません。
しかし、夫婦でお互いをケアーする時間をちゃんともってさえすれば、仕事を家庭に持ち込んだとしても、パートナーは親身になって彼の話に耳を傾けてくれ、問題は起こらなかったのです。むしろ、彼一人では解決できない問題を、パートナーの力を借りることで解決することができました。
「仕事を家庭に持ち帰らない」と思っている人は多いですが、「仕事を家庭に持ち帰らない」ことが、夫婦関係をよくするわけではありません。 表面的な行動としてやっていても、夫婦間で素直なコミュニケーションができていないとギクシャクしたものが残り、二人の関係から対等性やオープンさがなくなり、「これをしておけばいい・・・」というような役割だけの夫婦関係になってしまうこともあります。
夫婦関係がうまくいき、かつ、仕事もうまくいっている夫婦の話を聞くと、必ずと言って良いほど、お互いに、パートナーの仕事に対して、よき聞き手となり、よいアドバイスを持っていて、「パートナーのアドバイスのおかげで、うまくいった!」という体験談があるものです。
こんなことが起こるのも、お互いの「仕事の時間」を、人生の大切な時間の1つとして分かち合っているからです。つまり、彼らはお互いのすべてを分かち合おうとしているのです。
仕事とパートナーシップ、仕事とプライベートを分けすぎると、パートナーシップがもたらす成功の恩恵やレバレッジを受け取ることができません。
今日は、パートナーと仕事の話をしてみましょう。そして、お互いに、仕事に対して持っている夢や希望、今ある課題、悩みなど、素直な気持ちをお互いに話してみましょう。 その会話の積み重ねが、二人の関係が、単なる男女関係から、人生のパートナーへと変化する土台を作ってくれるでしょう。
それでは、あなたにたくさんの幸せが訪れますように!
北端 康良
■編集後記 世界は狭い |
先日、友達の紹介で有名なコーチに出会ったのですが、その人が最近受けている整体師さんが、なんと昔の知り合いでした。最近は、人との出会いがさらに人を呼ぶようなことが多く、ほんと、世間は狭いな~と感じます。シックスディグリーの法則というのがあります。この世は6人で繋がっていて、6人を隔てて、全ての人へアクセスできるという考え方。あなたが望む出会いもすぐそこにあるのかもしれません。 |
投稿者 yoshi : 2008年07月30日 11:32
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