2008年06月30日
人間心理に基づいたチームの4タイプ
女子ソフトボール日本代表の前監督、宇津木妙子さんの講演を聞きながら、経営者のカウンセリングや組織コンサルティングをした経験も踏まえて、私になりに、人間心理に基づいたチームのタイプを4つに分けてみました。
■プロフェッショナル型
チームメンバーそれぞれが、独自の才能、技術を発揮して相乗効果をもたらすチームです。目的思考であり、その目的のために、多種多様なプロフェッショナルが貢献し、目的達成と共にチームも解散する。(もしくは、またあらたな目標を作る)
多くのリーダーがプロフェッショナル型を求めていますが、プロフェッショナル型を作るには、リーダーも含め、チームメンバーの「成熟さ」が必要とされる。
成熟さのないプロフェッショナル型チームは、ヘッドハンティングなど、魅力的な誘惑が目の前に差し出されると、瓦解する危うさを持っている。
■仲間型
気の合う友人同士で作ったチーム。同じ価値観、同じ言葉を共有しているので小さい規模でやっている間はうまくことが進む。急成長するベンチャー企業によく見られるタイプ。
一方で、チーム(組織)の拡大に伴い、価値観の共有ができなくなった頃に、組織のひずみが起こり、ある一定以上の売り上げがなかなか超えられない、離職者やうつ社員の増加、組織の空中分解などの問題がよく起こる。
■家族型
リーダーがメンバーの親、兄弟のような役割を果たすとても面倒見のよいチーム。リーダー(層)のメンバーへの愛情がとても強い。そのため、メンバー間の絆はすごく強くなる。
一方で、その風土になじめないメンバーにとっては非常にいずらくもあり、また、メンバー間が情でつながりすぎることで人間関係の癒着が起こり、合理的な判断をしにくくなることもある。リーダー(層)の自覚がないと、他のメンバーが依存的になる、リーダー層がお世話疲れするなどの弊害が起こる。
■カリスマ型
一人のカリスマがチームを率いているチーム。トップダウンでスピードが速い。このカリスマがちゃんと機能している間は非常に効果的、効率的な結果を出すチームになる。
一方、リーダーがカリスマ的になりすぎ、周りのメンバーが何も言えなくなる、カリスマが去ったとき、カリスマの力が衰えたとき、カリスマの終焉と共に、チームも終焉するなどの問題を抱える。
それぞれのチームには、メリット、デメリットがあり、今、自分たちが置かれている状況において、どののようなタイプにするか、どんな組み合わせにするのかが、大切ですね。
どのチームが正解というものはなく、組織の成長、リーダーやメンバーの性格、何を目指すのかによって、チーム形態を変えていく必要があるでしょう。
投稿者 yoshi : 2008年06月30日 13:55
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