2008年04月21日
幸福な家庭をつくる七原則
今回のメルマガ |
こんにちは、北端です。
今は、パリを離れて、ワインで有名なボルドー近郊の田舎町にいます。ここに住んでいる友人宅でお世話になりながら、すごしているのですが、1日があっという間に過ぎてしまいます。
子供がいるので、とてもにぎやかで、一緒に遊んで、おやつを食べて、また遊んでいると晩御飯の時間になって、絵本を読んで、歌を歌って・・・。なんてしていると、あっという間に夜の10時、11時になって、お休みの時間になります。
大して何もしていないのに、1日が過ぎる時間が早くて、びっくりしてしまいます。
先日は、アルカションという海辺の町に行ってきました。この地域は、夏は避暑地として使われているようで、オランダなど、海に寒くて入れない国のお金持ちの人たちも別荘を持っている町だそうです。
港には、たくさんのクルーザーが停泊していました。

この地域は牡蠣の養殖でも有名な場所のようで、養殖場もたくさんありました。
今日のお目当ては、美味しい中華レストラン。中華系ベトナム人が経営しているだけあって、本当に美味しかったです。

こちらはデザート。真ん中のケーキはスペインのバスク地方のケーキ。一口食べると、「ん? これは、どこかで食べたことがある味だ・・・」と思い、あれこれ思い出していると、杏仁豆腐の味。 アーモンドのケーキでした。
港には、子供が喜びそうな、メリーゴーラウンド。いかにもフランスという感じのメリーゴーラウンドでした。
車で少しドライブをすると、大西洋が見えてきました。
生まれて初めて見た大西洋。天気が悪かったので、風邪がビュービュー吹いていましたが、うれしかったです。
さてさて、最近、皆さんから頂く、メルマガの感想を読んでいると、少し変わってきたことに気がつきました。それは、読者のみなさんの感性の高さです。
このメルマガはノウハウについてはほとんど書かず、内容はみなさんの感性でキャッチしたらピンとくるけれど、そうでないと、いまいちピンと来ないようになっているので、読者のみなさんの感受性が高いか、低いかによって、伝わる度合いがすごく変わってきます。
最近頂く感想メールを読んでいると、みなさんなりに、このメルマガの内容を自分のケースに置き換え、翻訳しながら読んでくださっている様子が伝わってきます。
それができている読者のみなさんの感性と、センスに、感想メールを読みながら、とても感動していました。
感性豊かな読者のみなさんに読んでもらえて、本当にうれしいです。
では、お待たせしました。今回のメルマガを始めましょう!
幸福な家庭をつくる七原則
去年の暮れから、読みたいなと思っていた本がありました。なぜか、空港など、立ち寄った書店で、必ず、その本を目にしたので、「これは読んだほうがいいということだろう」そう思いながら、読まずに、日本を経ったのですが、なんと、今、お世話になっている友人宅の書斎に、その本があったのです。
その本は、人間関係の専門家でもあり、権威として世界的な有名なデール・カーネギーが著した「人を動かす」。
内容は、歴史的に偉業を成した人、リンカーン、ロックフェラー、ルーズベルトの例や、心理学者や思想家の言葉、実際の彼のクライアントの事例を紹介しながら、
相手を理解し、自分をも理解してもらい、お互いにとって、良い人間関係を築く方法
について、書かれた本です。
この本は世界的にベストセラーになった本で、日本では、1958年(昭和33年)に初版が出版されたようです。友人宅にあったのは1984年(昭和59年)に増刷されたものでした。
本書の内容は非常に勉強になる内容でしたが、巻末に付録として、「幸福な家庭をつくる七原則」なるものがついていて、思わずむさぼるように読みました。(笑)
非常にシンプルですが、とても大切なことで、また、ついつい忘れてしまっていることでもあります。私は夫婦関係のカウンセリングをしてきましたが、大抵の夫婦関係が問題を持ったり、破局を迎える原因は、この七原則に外れたからともいえるでしょう。
幸福な家庭をつくる七原則
1.口やかましく言わない
2.長所を認める
3.あら探しをしない
4.褒める
5.ささやかな心づくしを怠らない
6.礼儀を守る
7.正しい性の知識を持つ
この七つをちゃんとお互いに意識し、実行していたら、確かに幸せな夫婦関係、家庭ができるだろうなと思います。
この七原則は、それぞれ、様々なエピソードや事例を交えて説明されていますが、2番目、「長所を認める」という箇所で紹介された、ある夫婦の話がすばらしかったので、今日はそれを紹介したいと思います。
| ○長所を認める
「私は一生のうちに、馬鹿なことも大いにやるかもしれないが、恋愛結婚だけはしないつもりだ」 これはディズレリー(英国の有名な政治家、ベンジャミン・ディズレリーのことだと思われます)の言葉である。 彼はそれを実行した。35歳まで独身を続け、ある金持ちの未亡人に求婚した。15も年上の婦人で50年の歳月を経た頭髪には霧を置いていた。むろん恋愛ではない。彼が金を目当てに求婚しているということを彼女は良く知っていた。そこで、彼女は条件を1つ持ち出した。彼の性格を知るために「1年待ってくれ」というのだ。そして、期限が来ると彼女は承諾した。 いかにも散文的で、勘定高い話だが、その結果は非常な成功で、この二人ほど幸福な結婚生活を楽しんだ夫婦は珍しい。ディズレリーの選んだ金持ちの未亡人は若くもなければ、美人でもなく、また頭がいいわけでもなかった。 文学や歴史の知識もなく、噴き出したくなるような間違いを平気で口にした。たとえば、ギリシャ時代とローマ時代とはどちらが先だか知らない。服装や家具調度の好みもまるでなっていない。だが、結婚生活における最も重要なものを持っていた。男性操縦の術を心得ていたのだ。 彼女には夫の知能に対抗するなどという考えは少しもなかった。才女たち相手の機知の応酬に疲れて帰ったディズレリーにとって、妻の取り留めないおしゃべりはこの上ない慰めとなった。やさしい妻の思いやりに包まれた家庭は彼にとって何ものにも代えがたい心の休息所だった。彼が人生の幸福を感じたのは、妻と共に過ごしているときだった。彼女は彼のよき協力者であり、心の友であり、また助言者でもあった。その日の出来事を早く、彼女に話したいばかりに彼はいつも会議が終わると、すぐに家に飛んで帰った。彼女は(これが重要なことだが)夫の仕事に絶対の信頼を寄せていた。 彼女は30年間、ただディズレリーのためにのみ生きた。彼女の富も、彼のために費やすからこそ、値打ちがあると考えた。その代わり、彼女はディズレリーにとってかけがえのない女性となった。彼女の死後、ディズレリーは伯爵になった。だが、それ以前に、自分がまだ平民だった頃、彼はビクトリア女王に妻を貴族の列に加えるように具申し、1868年に彼女は貴族に列に加えられた。 彼女が人前でどんなへまをしでかしても、彼はムキになって彼女をかばった。 彼女は決して完璧な妻ではなかったが、とにかく30年間、飽きずに夫のことばかり話し、夫を褒めとおした。その結果、「結婚して30年になるが、私は未だに倦怠期というものをしらない」とディズレリーに言わせた。 ディズレリーは人前でははっきりと、妻は自分の命よりも大切だといっていた。その結果、「夫がやさしくしてくれるので、私の一生は幸せの連続です」と妻はいつも友達に語っていた。 二人の間では、こういう冗談が良く交わされていた。 「私がお前と一緒になったのは、結局、財産が目当てだったのだ」 「そう。でも、もう一度、結婚をやり直すとしたら、今度は愛を目当てに、やはり私と結婚なさるでしょう」 ディズレリーはそれを認めていた。 確かに彼女は完全な妻ではなかった。だが、ディズレリーは彼女の長所を十分に伸ばしてやるだけの賢明さを持っていたのである。 |
すばらしい夫婦関係だと思いませんか。著者のデール・カーネギーは、夫のディズレリーを褒めていますが、私は、奥様もディズレリーと同じくらい、とても、すばらしい方だったのだろうと思います。
この種の体験をする女性の中には、やはりお金目当てで結婚されて、夫は愛人を作り、不幸な結婚生活の中で人生を過ごし、悲嘆に暮れる女性もいるわけですが、彼女の場合は違います。
お金目当てで自分と結婚した男を、結婚した後に、「今度は愛を目当てに、やはり私と結婚なさるでしょう」と同意させるだけの、夫婦関係を作るにいたった奥様の力に、ただ、ただ、感動します。
この物語を読むと、幸せな結婚や理想のパートナーを得るのに、外見、年齢、お金、地位など、外的なものは関係ないことがわかります。
今日は、男性の方は、良い意味で、女性心を操縦する術を、女性の方も、良い意味で、男性心を操縦する術を、この夫婦の話を読みながら想像して見てください。
「操縦する術」とは、パートナーや人を喜ばせ、彼らを一瞬でも幸せにする方法のことです。
そして、明日から何か1つ、やってみてはいかがでしょうか。
では、あなたにたくさんの幸せが訪れますように!
カウンセラー 北端 康良
■編集後記 関西弁を教える |
友人宅には4歳の男の子がいます。この男の子はママ大好きっ子なんです。「4歳の時は、こんなにも母親が大好きで、くっつきたがり屋で、甘えん坊なんだな~」と彼を見ながら、自分も同じだったかもしれないなと想像しています。この子は、フランス人(父親)と日本人(母親)のハーフなので、日本語は女言葉になっています。 日本に帰ってきたとき、彼がいじめられないように、こっそり男言葉と関西弁を教えています。(笑) |
投稿者 yoshi : 2008年04月21日 21:22
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