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2007年12月21日

1年で15%、3年以内に30%の新入社員が辞める現実(3)

前回あげた、新入社員の離職率の原因をの残り2点を順番に見ていきましょう。

4.日本型経営からグローバルスタンダードへと移行した中で起こった、人材の自立

成果主義、実力主義。この世界で生き残れる人材は、完全に企業よりも強くなり、「自分をいくらで買ってくれるのか?」「どんな面白い仕事をさせてれるのか?」人材が企業を選びます。

この種のできる人材はほうっておいても、もともと優れているので大丈夫なんです。ただ、この方程式からこぼれて落ちてしまう人もいる。

これが格差社会や社内格差などの、二極化につながっているでしょう。

ビジネスをビジネスの世界だけでみるのではなく、教育、地域社会、人生という大きな視点から見たときに、果たしてこの流れが人々を幸せにするのか? ここを良く考えてから、どのようなフィールドでビジネスを行うのか、決めることが大切です。


5.企業に求められているマネジメント力の変化

人間関係を作る力が低下すると、社員が自然と同僚と横の繋がりができる、部署を超えた社員同士の人間関係ができる、上司と部下の関係ができる。こういった昔は当たり前のことができなくなります。

すると、ここで、企業側が社員同士の横と縦の人間関係を作るキッカケ、仕掛けをマネジメントの中に持っていないといつまで経ってもチームができません。

これが離職率、チームワークの欠如、技術継承問題、文化、企業理念、価値観が受け継がれない一番大きな原因です。

この問題を解決するには「マネージャーの育成」が大切です。

マネージャーとは人と人をつなぐ人。社員の感情的なストレス、人間関係のストレスを軽減し、心のバランスを取れるようサポートする人です。

こういう人材や仕組みがある企業は、社員が安心して働けるので定着率が良くなります。チームができれば抜けたくなくなります。

そんな評判が広がれば、「あの会社に就職したい!」という人も増えます。

逆に社員の立場なら、こういった問題をカバーできる人材(マネージャー)、引く手あまたになりますね。

投稿者 yoshi : 2007年12月21日 17:39

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