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2007年12月13日

1年で15%、3年以内に30%の新入社員が辞める現実(2)

前回あげた、新入社員の離職率の原因を順番に見ていきましょう。

1.人間関係を作る力の低下

昔に比べて子供時代から、人間関係を作るチャンスがどんどん減っています。また、大人が過保護にもなっています。

あるお母さんから聞いてびっくりしたのですが、最近は、子供が友達の家に遊びに行く前に、親が友達の家に電話をする人もいるそうです。
遊びに行きたいのは子供なのに、その気持ちを親が代わりに伝えている。これでは、子供は自分の考え、欲求、気持ちを誰かが代わりに言ってくれると思い込んでしまいます。

これは極端な例かもしれませんが、子供時代に友達やいろんな人とのかかわりを持たなくなった人たちが大人になると、人間関係を作る力が低下してしまいます。

家族の中でも、親子、兄弟姉妹間のコミュニケーションが減っていくと、人間関係の基本を経験する家族関係が機能しなくなってしまいます。

その結果、「寂しい」「不安だ」「自分の思い通りにならないとすねる」「誰も自分を気にしていない」などの思い込みができてしまうでしょう。

こういった体験を会社の中にも持ち込んでしまうので、先輩、上司がよく見てあげたり、教えてあげないと、「一つの場所に居る」ということができなくなっています。


2.「やりがい」「情熱を持てる仕事」への渇望

これは今のトレンドでもあり、時代の流れです。産業社会から、情報化社会へ移行すると、アイデア、発想がものをいう。そうして働いている人を見ると、組織の歯車の1つとして働くことに夢が持てなくなります。

逆に言えば、社員に夢を持たせられる経営者には、付いていくでしょうね。

一見、やる気のない若者の話を良く聞くと、特定のジャンルについては非常に深い知識を持っている。マニアックに取り組んでいることも多々あります。

彼らももちろん、誰かの役に立ったり、自分の価値を感じたいと思っています。

ただ、そういうことを表には出しません。ですので、表面的には「何を考えているのか?」「やる気はあるのか?」と思われてしまいますが、そういった隠れた情熱を引き出す力が、上司に求められています。


3.仕事に誇りを持っているお手本がない(仕事をイキイキしている大人が少ない)


これが一番大きな理由だと個人的には思います。小さいころから、イキイキ働いている大人を見ていないんです。

たとえば、父親は毎日遅くまで働いていて家にいない。居たらいつも寝ている。家族のことに興味があるように思えない。

そのうち、両親の夫婦関係も冷めてきて、父親は居場所が泣く、粗大ごみのように扱われている。

お金を運んでくる人。それが父親。そして、不景気になったからといってリストラされる。そんな人生になりたくない。

だから、仕事や会社のために犠牲を払おうとは思わない。

そんな父親が言うのは、「勉強はしているのか?」「将来のことをちゃんと考えているのか?」そんなことばかり。

勉強を教えてくれたことも泣ければ、仕事や人生について語ってくれたこともない親が、こういうときだけは偉そうに聞く。

良い見本が伝え切れていない。これは大人の責任でもあります。

もちろん、両親をはじめ、大人も、犠牲を払って、家族のためにやっているのですが、それがちゃんと伝わっていない。

犠牲を払ってで手に入れたい、そういうものが人生にはあるんだということを、家庭、仕事などを通して伝えることができれば、変わるでしょうね。

投稿者 yoshi : 2007年12月13日 17:40

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コメント

始めまして、文章見てビックリ。

僕の働いてる職場も、上(管理職)を見ると、ただ中央の意思(レイアウト、営業数字)を現実に出来ているかをチェックする役割しか持ちませんね。

地域事に戦略を打つことが出来るかもしれませんが、上から言われた裁量の範囲でしか出来ない。

ボスはいつもいらいらで皆ご機嫌伺うばかり、確かに新入社員が辞めていくのもわかりますね。

投稿者 時の人 : 2007年12月19日 13:14

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