2007年10月12日
パートナーの感情に敏感になろう
今回のメルマガ |
こんにちは。北端です。昨日は、私の大好きなNHKのプロフェッショナルという番組を見ていると、CO2の排出権ビジネスをされている、吉高まりさんという方が出演されていました。
彼女は、CO2の排出権で得たお金を発展途上国の経済発展に転換して、環境と経済の両面をカバーするというビジネスをされています。
たとえばフィリピンでは、市民の足としてジープニーという乗り合いバスが利用されているのですが、このジーピニーに使われているエンジンが、日本製の20年以上前のエンジンで排気ガスがすごい。
そのせいで、たくさんの人たちが病気になってなくなっている。でも、お金がないので新しいエンジンに買い換えることができず、環境問題も貧困も一向によくならない。そんな問題があります。フィリピンの環境省も何とかしたいけど、十分な予算がない。
そこに彼女が行って、解決を提案するんです。具体的には、新しいエンジンを買い換える当初の予算を国が用意する。それで、一部のジープニーのエンジンを買う。新しいエンジンは燃費がいいので、その分、ジーブニードライバーにとっては経費節減となり、収入が増える。
排気ガスが減った分の排出権を先進国に売って、そのお金でまた翌年新しいエンジンに買い換える。このサイクルで10年くらいやったら、すべてのジープニーのエンジンが交換され、大気汚染もなくなり、病気が減る。
そういう提案です。しかし、実際に話しに行っても、予算が変わったり、ドライバーの中から「日本が売ったエンジンで家族が病気になっているんだ」という批判が出たりします。やりがいもあるけれど、同時に大変な仕事でもあります。
彼女が、この仕事で大切なことをいくつかいっていましたが、私の心に一番残っているのが、
「みんなが一つになってやっていくことが大切」
「自分たちが作ったという感覚があれば、簡単には壊しませんからね」
という言葉です。
これを聞きながら、「男女関係も同じだな」と思いました。自分ひとりだけが思っていても、二人でちゃんとパートナーシップをとって、同じ方向を向いていないと二人で幸せになることができません。
時には、めんどくさく感じることもありますが、そこでめげずにコミュニケーションをとり続けると、そこには二人で分かち合う歴史ができ、それが二人の深みになります。
あなたが思い描いている幸せの計画をパートナーと話してみましょうね。
では、お待たせしました。今回のメルマガを始めましょう!
パートナーの感情に敏感になろう
パートナーシップを上手に取れているカップルを見ると、どんなカップルにもあるのが、パートナーの感情に敏感に反応してあげているということです。
たとえば、あなたが仕事が忙しくなったとしましょう。そして、パートナーに会える時間がどんどん、どんどん、減っていく。すると、あなたのパートナーは、寂しくなったり、不安になったりします。はじめは
「今まで、毎週、あってくれていたのに最近は仕事が忙しいからあえないな~。寂しいな~」
そうは思っても、
「いやいや、パートナーは仕事を頑張っているんだから、私がわがままを言ってはいけない」
そう思って、我慢します。しかし、これが続くと、
「いつになったら、仕事が忙しくなくなるなろう?」
「本当に仕事かな?」
「もしかして、誰かに会ってるんじゃないかな?」
不安が出てくると、それが疑いに変化します。そして、疑いは、何に変化するのかというと・・・
「いつになったら、仕事が終わって、会いにくるのよ!!!!」
という怒りに変化します。(笑) ここで、メールを打ちまくったり、電話の着信が30件くらいたまっているような経験をした方もいるでしょう。
こういった怒りの感情の下には、寂しさや不安があって、それを我慢している度合いだけ、「怒り」となって出てきます。
心理的にいえば、
「仕事で忙しいという大義名分をもったパートナーに、私のわがままで会いたいというのは、パートナーが悪いのではなく、わがままな私が悪いんだ」
という観念があるんです。「会いたい」というのは、悪いことなんだと思っていたりします。だから、我慢するんです。ですから、最後に「いつなったら会えるのよ!!!」という悪い形で表現してしまう。
会いたい=悪いこと 悪いことをしたら怒られて当然 だから怒られるような形で感情をぶつけてしまう
人は心で感じていると行動を一致させますから、相手から嫌がられるような形で表現してしまうわけです。
こういったトラブルは日常茶飯事に起こっていますが、このトラブルを避ける方法は、パートナーがこうなる前に察知してあげることですね。
これができないと、将来の問題の芽をそのまま放置してしまうことになります。
逆に、
「今、パートナーは私の仕事が忙しいのを理解して、待っていてくれるよね」
「ありがたいな」
そういうことに気づいていると、ちょっとしたフォローができます。それは、一通のメールかもしれませんし、一本の電話かもしれません。1時間だけでも、会いに行くことかもしれません。こういうのはちょっとしたことですが、それがパートナーにとっては、
「忙しいのに、ちゃんと自分の事を見てくれている」
という安心感になって、愛情を感じることができます。特に女性は、こういうちょっとしたフォローが好きなんです。先日、ある女性が
「誕生日プレゼントに大きなプレゼントをくれるのもうれしいけれど、バラの一本でもいいから、ちょこちょこもらうと、すっごくうれしいのよね」
といっていました。男性は点、女性は線とよく言われますが、これもその心理でしょう。だから、男性の皆さんはぜひ、マスターしてくださいね。
パートナーが感じていることで、あなたが見落としていること、気づいていないこと、「まぁ、大丈夫だろう」と放ったらかしにしていること、ないでしょうか?
今日は、パートナーの感情を理解したいな、気づきたいなという意識を持ちながら、パートナーのことを考えたり、会って話してみてください。
では、みなさんにたくさんの幸せが訪れますように!
カウンセラー 北端 康良
■編集後記 空気を吸いに外に出よう |
先日、アイルランドの音楽家のコンサートに行ってきました。まるで絵本から出てきたようなアイルランド人のおじさんで、髪の毛とひげの長い、森のきこりさんのような人でした。とても有名な方で天皇皇后陛下がアイルランドに行ったときに御前演奏をした人のようです。最初に演奏してくれたのが「空気を吸いに外に出よう」という曲で、これは彼の両親の取り決めで、ケンカになったらクールダウンするように男が家を出ようという取り決めになったときに作った曲だとか。思わず席を立ちそうになりました。 |
投稿者 yoshi : 2007年10月12日 19:48
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