2007年08月24日
幸せでないのは、誰かへの復讐かも!?
今回のメルマガ |
こんにちは。北端です。
先週末は、東京でヒーリングワークをしていました。参加してくださった、受講生とアシスタントのみなさま、ありがとうございました。
こういうグループセラピーをしていて、とても面白いのは、まったく初めて出会う受講生同士にもかかわらず、まるで家族のように仲良くなることです。
今回も、年齢や性別は違っても、お互いに共感することが多かったようで、みなさんとても仲良くなっていました。
ヒーリングワークは「癒し」と「幸せ」をテーマにしたワークショップですが、共通のキーワードで集まった人たちのつながりは本当に強いですね。
いつも思うのですが、たった2日間、一緒に過ごすだけですが、親友レベルの仲良さを持って帰っていただくことが多いようです。
こういうワークショップは学びや体験もとても大きなものですが、こうした出会いが一番の財産ですね。
私自身も、振り返ってみると、こういうワークショップで出会った人たちとの縁で、今の自分があるように感じています。
「幸せは人を介してやってくる」
昔、そう教えてもらいましたが、日々実感しています。
こういう恩恵を日々、持ちたいと思う方は、ぜひ、あなたのキーワードを作ってください。
私は仕事柄、「癒し」「幸せ」「豊かさ」という言葉をキーワードとして持っています。すると、それに共感する人との出会いがありますよ♪
では、お待たせしました。今回のメルマガを始めましょう!
幸せでないのは、誰かへの復讐かも!?
なんて、言われると、あなたはどんな感じがするでしょうか? 昔、私がそういわれたとき、
「何言ってんだ?」
なんて、思ったものです。(笑)
私は学生時代から27,8歳までが、今までの人生で一番、つらい時期でしたが、その頃を振り返ると、確かに、「その頃、つらかったのは復讐だったな~」と思います。
私の場合、どんなことがあったのかというと、
・仕事を楽しめないのは上司のせいだ
・自信がつかないのは、父親のせいだ
・恋愛がうまくいないのは、母親のせいだ
・スケジュール管理ができないのは、誰も教えてくれなかったからだ
あげだすと切がありませんが、心の中で、そんなことを思っている自分に気づいたものです。
当時の私は、非常に自立していたほうですので、そんなにふうに思うのすら、自分に認めず、強がっていましたが、心の中に、そんな依存心が隠れていたのを覚えています。
こういった誰かへの不満や文句を使って、今の自分がダメな奴であることの、正当化をしていたんです。
そして、うまく行っていない自分を見つけては、「こんな自分になったのは、○○○のせいだ!」と誰かに文句を持っていたんです。逆説的ですが、自分が問題を持ち続け、幸せでいない間は、誰かに対する文句を持ち続けることができます。
カウンセリングをしていると、こんな例はいっぱい出てきます。
昔、カウンセリングをした人で、とても真面目で、やさしい男性がいました。彼がカウンセリングに来たのは、
「人生が楽しくないんです」
という相談でした。彼が、
「どうしたら、もっと人生楽しめるでしょうか?」
と聞くので、
「今までやったことないことで、ちょっとハラハラ、ドキドキすることってなんですか?」
と聞くと、
「そういえば、一人暮らしをしたいと思ったことがあるんです。でも、やっていませんね」
そう彼が言ったので、
「じゃあ、しましょうよ」
といったんです。でも、彼は、
「それは、ムリです・・・」
といいました。
理由を聞くと、彼は三人兄弟の2番目の男の子で、彼以外の兄、弟は、すでに結婚して、実家を出て暮らして、彼だけは、ずっと実家にいて、両親と三人で暮らしているとのことでした。
両親は彼が実家にいてくれるのをとても喜んでいて、そんな両親をガッカリさせたくないとのことでした。
「恋愛はどうなんですか?」
と聞くと
「何人かの女性と付き合ったこともありますが、あまり長続きしなくて・・・。続いても1年くらいです」
そう彼が言ったので、
「もしかして、両親が理由になって恋愛も臆病になっていませんか?」
といいました。彼が不思議な顔をしたので、
「もしかして、結婚したら、実家で両親と一緒に暮らしてくれるような彼女を探しているんじゃないんですか?」
と聞くと、
「そういう思いもあります。でも、実際にそれをお願いするとなると、彼女に悪いなとも思うんです・・・」
彼はそう言っていました。
彼のように両親を背負っている人は、男性でも、女性でも、結婚を意識したときに、パートナーに対してとても引け目を感じたり、躊躇する人が多いんです。
「では、あなたのお兄さんと弟の話を聞かせてください」
そういうと、彼は兄弟の話しをしてくれました。彼の兄は、昔から、両親と考え方が合わず、いつも怒られて、ケンカをしていたり、思春期以降はずっと反発していたそうです。そして18歳のとき、大学に入るのを機に家を出たといっていました。
弟は、彼曰く、要領のいい息子で、両親と上手に付き合いながらも、マイペースで好きなことをしている男の子のようでした。その弟は、結婚を機に家を出たとのことです。
家族関係とは面白いもので、家族のメンバーはバランスを保つために、無意識的にさまざまな役割につくものです。彼の家庭では、両親の考え方の幅を広げるために、兄は両親の考えと正反対の反発する役割を取り、彼は、そのダメージが少ないように、両親よりの考えをもったり、両者をフォローする立場に立ちます。
そして、一番下の弟は、二人の兄を見て、反発もせず、犠牲もせず、自分の好きな道を進む形になります。
「あなたは優しい人ですから、表立って兄弟の悪口を言ったりすることはなかったかもしれませんが、兄や弟を見て、腹が立ったり、羨ましく思ったりしたこともたくさんあったんじゃないでしょうか?」
というと、
「確かにそういうこともあります」
彼はそういっていました。
「あなたが家を出てはいけないと思っているのは、あの二人の兄弟は両親や家族のことをないがしろにしていると思っているからです」
「もし、自分も家を出れば、あの二人と同じになってしまうと思っているからではありませんか?」
そういうと、彼は「そうかもしれない」とうなずいていました。
「あなたが家を出られないのは、あの二人への当て付けかもしれませんよ。 俺はお前達と違って自分勝手な生き方はしない!と怒っているのかもしれません」
「そして、両親に対しても、もっと二人がしっかりしていたら、俺がこんなに犠牲しなくてもいいのに・・・。 あなたが恋愛に一歩踏み込めないのは、両親への不満が隠れているからかも知れませんよ」
「問題のある人たちが周りにいると、自分の人生や問題に向き合わなくても済んでしまうんです」
そういうと、彼はハッと気づいたようでした。
こういうタイプの人は。両親や家族のためと思って、自分の人生や希望、夢を諦めていることが、結構あります。
ある意味、他人の期待にこたえる人生を生きて、自分の人生を生きていないわけです。
そして、誰かの期待にこたえる人生を生きて、つまらない人生を送る。
「あなたの好みに女になって、私は最高に不幸です!」
「お父さん、お母さん、あなたの期待通りに生きて、言うとおりに生きてきて、私は最高に不幸です!」
これって、最大の復讐だと思いませんか?
今日は、あなたの問題を、「誰かに対する復讐かも?」という観点から見てください。
それを言い訳にして、自分の幸せを先送りにするのを止めましょう。
では、みなさんにたくさんの幸せが訪れますように!
カウンセラー 北端 康良
■編集後記 ようやくわかってきました |
10年ほど前からチャック・スペザーノ博士のワークショップに出ていますが、彼がワークショップ中、受講生の方のビジョンを見たときや、本質が見えたとき、「鳥肌が立ちましたよ」とよく言うんです。ずっと「何を言ってるんだろう?」と思っていたのですが、ここ数ヶ月、自分もワークショップ中、鳥肌が立つ体験をして、「はぁ~、チャックはこんな体験をしていたのか」とようやく実感できました。その人のビジョンや本質に触れたときってこんな体験なんですね。まだまだ、学ぶべきことが一杯です。 |
投稿者 yoshi : 2007年08月24日 19:33
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