2007年02月17日
最悪の状況は、パートナーと深くつながるチャンス!?
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こんにちは、北端です。 みなさん、見てますか? 「華麗なる一族」
http://www.tbs.co.jp/karei2007/
私は、ふとした拍子から、「面白いな~」と思いながら見ています。
このドラマには、資産家や経営者の家族で起こる典型的な問題が一杯出てきます。
こういう家系の男性は「競争」の罠にはまり、優越感、劣等感で苦しみます。その結果、大抵、勝者と敗者の罠に落ちます。このような状況では勝っても地獄、負けても地獄という状況になることがとても多いんです。
女性の場合は、「私は、非力で、バカで、何も出来ない」という無価値感にはまります。そのために、自己価値の低い女の子になったり、妙に競争意識やブランド、肩書き志向の女の子になります。
このドラマに登場する男性、女性の多くも、どちらかのタイプが多いですよね。それは、この種の家族が持つ特有のファミリーダイナミックス(家族力学)があるからです。
興味がある方は、ぜひ、このドラマを見て、勉強してみてください。家族間や、男女関係で問題や競争が起こるドラマがたくさんでてきますので、参考になると思いますよ。
では、お待たせしました。今回のメルマガを始めましょう!
★ 最悪の状況は、パートナーと深くつながるチャンス!? |
昔、カウンセリングをした人で、会社をリストラされた男性がいました。彼はそれまで、必死に仕事を頑張っていて、上司に認められようとしてハードワークをしていた人でした。ですから、リストラされたというのは、とてもショックだったんです。
仕事一筋の生活でしたから、当然、奥さんや子供にはすごく不評でした。
そんな彼がリストラにあったんです。
それまでの彼は「オレの人生=仕事」という感じの、モーレツ社員でしたので、急にすべてを失ったような感覚に恐れました。
自分の人生をかけて尽くしてきた会社から、離婚されたような気分です。
そして、彼はリストラされたことを家族に言えずに、何ヶ月もすごしたんです。
仕事ばかりしてきた彼ですら、奥さんや子供にバツが悪いでしょう。だから、いつもどおりに朝、家を出て、いつもどおりに家に帰ってきました。そんな生活を何ヶ月も続けていたんです。
でも、とうとう、そんな生活に疲れて、カウンセリングにきてくれました。彼はリストラされた時に、自分の人生を否定されたような気持ちになっていたんです。
まるで、自分には何の価値もない人間のように感じました。
それは、彼が今まで信じていた、「仕事=人生」「男の価値=稼ぐこと」こういった観念に、自分の人生が反してしまったという、失敗感でした。
私たちは生きていると、こういった失敗感や絶望感に襲われるときがあります。今までの人生が音を立てて崩れるような体験です。でも、まさにそういうときこそ、人生を転換し、新しい飛躍をするチャンスがあるんです。
彼は
「仕事も収入も失った、こんな惨めな自分を家族に見せることはできない・・・」
そんなふうに言っていました。そのときに、
「その気持ち、あなただけが感じていると思いますか?」
と聞くと
「え?」
と彼は聞くんです。
「確か、あなたはモーレツ社員で、家のことを省みず、ほったらかしだったんですよね」
「た、たしかにそうです・・・」
「では、家に取り残されていた、奥さんや子供は、いったい、どんな気持ちで過ごしていたと思いますか?」
と聞きました。すると
「え? ど、どういうことでしょうか?」
「あなたは稼いで、それが父として、夫しての義務だ。価値だと思っていたでしょう。そのことに一生懸命取り組まれていたのはいいと思いますが、その代わりに、家族に向けた愛情って、どれほでしょうか?」
「・・・ お金やモノだけだったかもしれません・・・。でも、私は家族のために一生懸命頑張っていたんですよ!」
「ええ、それはとてもよく分かります。あなたの努力が家族に向けられていたものだとはよくわかりますよ」
そういうと、彼は少しほっとしたような表情をしていました。
「では、それで、奥さんや子供が幸せだったと思いますか? ”あなたは家のことは何一つしてくれない!”そんな小言、言われたことありませんか?」
「・・・ あります」
「満足だった思いますか?」
「・・・・・ 不自由はなかったかもしれませんが、満足ではなかったような気もします・・・」
彼はそう言っていました。
「夫や父親の関心や愛情を向けられない、奥さんや子供ってみじめではないですか? 運動会に自分だけお父さんがいない。 友達はご主人と海外旅行に言ったって楽しく話しているのに、自分にはそんなことがない・・・。 みじめな感じがすると思いませんか?」
「はい・・・」
「あなたは今まで感じていなかったかもしれませんが、今、感じているみじめさを、あなたの家族はずっと感じていたんですよ」
こういう話をした時に、彼は、家族の気持ちにハッと気付いたんです。そして、彼の価値を見て、彼を一番必要としていたのが、一体誰だったのかにも気付いたんです。
「奥さんと、子供がどれほど、寂しい想いをしていたのか、ちょっと想像してみて下さい」
そういうと、彼は二人のことを想像し始めました。
「たしかに、私は仕事ばかりをしていて、家族を犠牲にしていたのかもしれません。私が家族と過ごす時間がないために、妻と子供がどんな気持ちだったのか、今なら少し判るような気がします」
私たちは、自分が問題を持つと、そのことばかりに意識が集中してしまい、周りにいる人のことが見えなくなります。
でも、少し、意識を外に向けて、家族やパートナーのことに関心を向けるだけで、相手のことを理解することもできるのです。
この種の問題は、私たちに、人生をもう一度振り返り、自分の生き方を見直すチャンスを与えてくれます。彼も、もともとは家族の幸せにために頑張っていたのですが、それがいつしか、家族の幸せのためになっていなかったのです。
目的と手段を履き違えると、誰もがこんな失敗をしてしまいます。大抵の問題は、こういったことに気付かせてくれる人生からのメッセージです。
そのメッセージを受け取るのは、自分を変えていく勇気がいるので、怖いものですが、それを受け取った時に、人生は大きく変り始めるのです。
では、みなさんにたくさんの幸せが訪れますように!
カウンセラー 北端 康良
■編集後記 もうすぐ福岡♪ |
2週間後の、3月に福岡に行きます。ヒーリングワークショップという癒しのワークショップをするためです。福岡に行くのは、まったく初めてで、どんな街なのか、どんな人に会えるのか、去年からとても楽しみでした。福岡に行ったカウンセラーに聞くと、「人もあったかいし、食べ物も美味しいし・・・」といろんな素敵な話を聞いています。福岡に近い方で、ヒーリングワークに興味のある方は、ぜひ、ご参加くださいね。涙とユーモア一杯の2日間を一緒に過ごせればと思います。(^^) |
投稿者 yoshi : 2007年02月17日 17:44
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