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2006年08月04日

パートナーの弱さを受け止められるくらい、大きな存在になろう!

今回のメルマガ
★人生最悪の出来事は、変化への誘い
★パートナーの弱さを受け止められるくらい、大きな存在になろう!
★編集後記 シャドーを統合する
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こんにちは、北端です。7月に入ってから8月一杯まで、毎週東京へ出張しております。ここ数年、毎月2回ほど出張しているのですが、毎週の出張は初めてで、少々疲れもありますが、先週、出張した時は、うちの心理学スクールの受講生同士のカップル二組が結婚するという嬉しいニュースがありました。こういうニュースがあると、疲れも吹っ飛びます。(笑)

 

先週のメルマガに感想を下さった読者のみなさま、ありがとうございました! 実際に、上昇志向の強い自立タイプの男性と付き合っていて、悩んでいる女性から「付き合っていて、もののように扱われてる気分になったことがあります」「彼はいつも仕事ばかり優先していたんですが、その理由がすこし、わかりました」という声を頂きました。

一般論ですが、自立的なタイプは感情表現がものすごく苦手ですし、感情表現することについてものすごく臆病なんです。これは、男性でも、女性でも自立している人はみんなそうなんです。

前回のメルマガで「過去の依存時代に、嫌な想いをして、傷ついた人ほど、超自立します」と書きましたが、自立している人は「感情」という繊細で、もろいものを嫌って抑圧するんです。

だから、感情表現はしない、何かを言う時はとても理論的だったり、理屈っぽかったりします。そうすることで、自分を守ろうとしているんです。

こんな自立タイプは、「もし、感情的になったら、抑圧している感情が爆弾のように爆発して、周りの人を傷つけてしまう」なんて思っていたりします。そして、余計に怖くなって、感情を抑圧することの悪循環にはまってしまうんです。

自立タイプで頑張り屋さんは、自分で自分を止めることができません。そんな自立タイプが自分を生き方を振り返って、自分を変えようと思うのは、何かの大きな出来事があってからです。

 

 

たとえば、

病気、事故、仕事上の大失敗、昇進など成功への扉が閉ざされた時、破産、倒産、離婚、子供や家族の病気、死、不登校、信頼している友人や部下、上司の裏切りなど

です。こういったことが起こったときに、「今までのオレの人生は一体なんだったんだろう・・・」と人生がガタガタと音を立てて崩れていくような失敗感と敗北感を感じて、「人生最悪の出来事」と思いますが、それによって、ようやく過去を振り返ることが出来るんです。こういう状態をデッドゾーンと呼んでいます。

有名人の中にも、こういった体験を通して、生き方が180度変った人は沢山いますよね。

人は痛みや失敗を体験すると、それを二度と繰り返さないように正反対の路線に行きます。しかし、正反対の路線にも人生の罠があることに気付かずに突っ走ってしまうんです。

過去の痛みを癒せば、どちらの生き方にもギフトと罠があることがわかり、両方の果実を受け取ることができるんです。

シャドー(自分では認めたくない心の中の影)を統合するというのは、そういった意味で、とても大切なことなんです。

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パートナーの弱さを受け止められるくらい、
                      大きな存在になろう!

 

前回、「自立男性の中には、一番大切なことは誰にもバカにされないような人間になること、もう二度とあんな惨めな想いをしなくてもいい人間になることです」と書きましたよね。その結果、たとえば、

1.肉体的な強さ

2.学歴

3.社会的な地位

4.収入

5.持ち物(家、車、ブランド物 etc...)

こういったものを求めていきます。

でも、そのすべては、今の自分には自信がないから、みんなが認める価値あるものを手に入れることによって、自分の価値を高めようという補償行為なんです。

念のため、言っておきますが、こういったものを手にしなくていいといっているわけではありません。

大切なことは、どういったことがきっかけ、動機になって、それを目指しているのか?ということです。

たとえば、Aさんというのは、健康オタクで、勉強好きで、仕事が大好き、家族を幸せにしたいからその手段としていい家や車を買おうと思って、それを手に入れた。

一方、Bさんは、バカにされたくない、家族や世間を見返してやりたい、コンプレックスを隠すために出世を目指し、その結果、Aさんと同じものを手に入れたとします。

すると、Aさんも、Bさんにも表面的には手に入れたものは同じですよね。社会的地位、満足のいく収入、パートナーと子供たち。彼らのための家や車など。

でも、その扱い方は違います。

たとえば、上司の中には部下をしかるときに、間違ったことを怒る人と、それを通り越して人格否定までしてしまう人もいます。Aさんタイプは、間違ったことを怒るだけですが、Bさんタイプは人格否定をしてしまったりします。

なぜなら、「オレの足を引っ張る奴」というふうに感じるからです。

これが家族になると、パートナーや子どもが家のドアを壊したり、遊んでいて車に傷をつけたとします。Aさんタイプは、その行為を怒ったり、同じ間違いがないように諭したり、モノを大切にすることを教えるでしょう。

でも、Bさんタイプは、「どれだけ金がかかったと思ってるんだ!」というふうに怒ったりします。

Bさんがそういうふうに振舞ってしまう理由は、「家、車、仕事の実績=私の価値」となっているので、それを傷つけるものは、すべて「私の価値を傷つけるもの」となるからです。

学歴や就職先の社名に必要以上にこだわる人も同じような心理です。

Aさんタイプは、「家、車、仕事の実績=私の価値」になっていないので、そんな怒り方はしません。その代わり、仕事を大切にしない部下、家族や家、モノを大切にしない、その姿勢を問題にするんです。

なぜなら、何かに対する自分の態度は、結局は自分自身に対する態度だからです。何かを大切にしないということは、何らかのレベルで自分を大切にしていないことと同じなんです。Aさんタイプは、「もっと自分を大切にしなさい」と問題にするんです。

Aさんタイプの人と付き合うと、もしかしたら、とても窮屈に感じることもあるかもしれません。また、単に怒られるよりも、彼らに諭された時には、心の奥までグサっとくるような体験もするかもしれません。

でも、もし、あなたの周りにこういうタイプの方がいれば、その人はあなたの人生の最大の財産ですね。

Bさんタイプと付き合うと、相手の心の狭さに腹が立ったり、物質主義手的な考えにうんざりしたりすることもあるかもしれません。

そんなBさんタイプの人が欲しがっているのは、「愛と承認」なんです。本当はそういった感情的なものを欲しいんですが、それを得るために、一生懸命、物質的なものを目指して頑張っているわけです。

これは、誰もがはまる罠の一つです。逆に、物質的なものに嫌気がさして、精神的なものばかりを追求するタイプもいます。

Bさんタイプの人は、彼らの生き方ゆえに、人が自分を愛してくれて近づいてくるのか、それとも、自分が持っているものが欲しくて近づいてくるのかわからなくなってきます。

そして、誰も信頼できなくて、一人、心の中に、大きな孤独感を抱えている人もいます。

そんな男性が、どこでその孤独感を癒していると思いますか?

一番多いのは、クラブやバーです。ホステスさんやクラブのママにそういう孤独感を癒してもらっているんです。

普段、人には見せない弱さや気持ちを彼女たちには聞いてもらい、受け止めてもらったり、褒めてもらったり、励ましてもらってエネルギー補充をしているんです。

でも、本当は、パートナーに一番、それを求めているわけです。自分の弱さを受け止めてくれるようなパートナーを男性も、女性も求めています。

今日は、ちょっと振り返ってみましょう。

あなたのパートナーの心の中に隠れている弱さ、

あなたの異性の親の心の中に隠れている弱さ、

どんなものが隠れているでしょうか?

その弱さを理解し、受け止めてあげられるくらい、大きな存在になってあげてください。

あなたがそれを真に受け止めてあげた時に、パートナーから同じものが返ってきますよ。

 

では、みなさんにたくさんの幸せが訪れますように!

 

カウンセラー 北端 康良

 

 

■編集後記 シャドーを統合する

カウンセラー仲間と話をしていると、今やっている「ブレイブストーリー」という映画の話をしてくれました。彼女いわく「この映画は深くて、シャドーを統合するんですよ」 それだけで、私はすごく見たくなったんです。冒頭でも少しお話をしましたが、シャドーとは、自分では認めたくない自分です。だから、そんな部分を嫌っています。でも、シャドーを嫌うというのは、自分自身を嫌うのと同じこと。恋愛がいいのは、自分では愛せない自分自身をパートナーは愛してくれることですよね。シャドーを愛することができる度合いだけ、自己愛も増えますし、パートナーへの愛も深まります。私が見た映画でシャドーが分かりやすく描かれているのは、「スターウォーズ」です。ダースベーターは元ジェダイの騎士だったというお話ですが、ヒーローが闇に落ちてしまう心理がよく描かれています。シャドーを統合すると、たくさんのものを許すことができますよ。

投稿者 yoshi : 2006年08月04日 16:27

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