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2006年03月29日

パートナーへの援助と信頼、どっちをしたらいい?

今回のメルマガ
★パートナーへの援助と信頼、どっちをしたらいい?
★そこまでしないといけないんですか・・・
★編集後記 甘い声

 

こんにちは、北端です。春らしく暖かくなってきたと思ったら、今日は急に冷え込んできましたね。北日本や北陸ではお天気が荒れるとの事ですので、そちらにお住まいの読者の方はお気をつけてくださいね。

最近、北海道の浦河という町が登場する小説を読みました。その小説を読んで初めて町の名前を知りましたが、自然の描写が美しく、山と馬と星空を見に行きたくなりました。

さて、今月すでに発売されている月刊SAYの特集「追われ上手な女になる!」で私のコメントが掲載されています。雑誌に掲載されるのはインタビュー内容の一部ですがP31「こんな考え方をしていると主役になれない」という記事です。最近は取材のご依頼を結構戴きまして、来月も2誌ほどコメントが掲載される予定です。よかったら、本屋さんでご覧下さい。

「追われる女のつもりが、気付いたら追っていた・・・」
カウンセリングをしていると、そんな悩み相談も結構いただきますが、これは恋愛の基本である「依存と自立の関係」が逆転した時に誰にでもよく起こる現象です。
その時は恋愛関係の危機でもあり、同時に大きなチャンスでもあります。二人の関係がリフレッシュされ、レベルアップする時期だというサインなんですよね。依存と自立の逆転現象を楽しめれば、二人の絆がずっと強くなりますよ。

 

では、お待たせしました。今回は、読者の皆様からの質問コーナーです。(^^)

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★パートナーへの援助と信頼、どっちをしたらいい?

こんにちは。いつも明解なメルマガを、楽しく拝見しています。今回の文中に、(2006/3/14 発行号

罪悪感の強い人は、こういう状態が初めは嬉しくても、そのうち、申し訳なくて自分からパートナーの元を去っていこうとしたりします。助けすぎるのもよくないんです。そうならないためにも、援助してあげることと、信頼してパートナーに任せることのバランスが大切です。

・・とありました。で、その「援助してあげることと、信頼してパートナーに任せることのバランス」というのはどういうことなんだろう?と 疑問に思いました。難しそうです。もし機会があれば 教えていただければと思います。 (もしかして どこかですでに書かれていることなのかもしれませんが・・)
それと、「共依存の罠」と ありましたが、「相互依存」とは 違うんでしたでしょうか。ちょっと手元に資料とかないのですが、私のイメージでは

 依存⇒自立⇒「お互い依存」←あやふや

と考えたので、「お互い依存しあうのは よい状態」だと思ってたんですが、 どうも違うみたいだな。。と 感じました。いずれにしても不勉強からの発言かもしれないと 冷や汗ですが、ちょっと思ったままに 書かせていただきました。これからもメルマガ頑張ってください!

 

感想メール、ありがとうございます! 確かに、「援助すること」と「信頼すること」の違いが分かるまではすごく迷ってしまいますよね。

一番のポイントは「その援助が本当に相手の役に立つのかどうか?」という点です。

これは、相互依存と共依存の違いでもありますが、相互依存というのはお互いを助け合い、高めあえる関係のことです。共依存とは、お互いに依存しあっているけれど、問題が解決せず、どんどん泥沼にはまり込んでしまう関係です。一方は、より良くなり、もう一方は問題が解決しない、または、問題が大きくなるなどの違いがあります。

共依存の関係は、アルコール依存症や金銭問題を抱えたケースでよく見られます。
たとえば、お金に困っているパートナーがいると「絶対に返すから、お願い。このお金がないと困るんだ」といってきます。大抵、こういう方は、本人が意識している、してないの違いがありますが、罪悪感を刺激するような言い方をします。すると聞いているほうは「お金を貸さないで何かあったらイヤだから、仕方がないな・・・」という感じでお金を貸します。罪悪感を感じたくないからです。でも、パートナーの金銭問題はなくならない。

こういう関係では、お金を借りるパートナーと、貸すパートナーの2人が問題を維持しているわけです。(もちろん喜んでやっているわけではありませんが) 「求めたら助けてくれるから・・・」という甘えを助長させてしまいます。

「今」だけを見れば、お金を貸してあげることは援助になるかもしれませんが、長い目で見ると金銭問題を抱えているパートナーに繰り返しお金を貸してあげることは、問題の本質的な解決にはなりません。そんな場合には「断る」ことが問題を解決するための第一ステップだったりするわけです。

断るというのは罪悪感を感じたり、「何かあったらどうしよう?」と不安になりますが、そんな時こそ、「信頼」というのがキーワードになります。

パートナーのためを本当に思ってする行動の中には、痛みを感じたり、大きな勇気が必要な場合もあります。でも、その一歩を踏み出すことが、二人の関係を大きく飛躍させることもあります。

「この援助が本当にパートナーの役に立つのかどうか?」迷った時は、これを意識してみてください。チャック・スペザーノ博士はこんな表現をよくされます。

「あなたは問題の一部になりたいですか? それとも解決の一部になりたいですか?」

この観点で判断するのもいいと思います。

では、次の質問です。

 

★そこまでしないといけないんですか・・・

こんにちは。今回の内容(2006/3/14 発行号)、読んでいてうなってしまいました。そこまでしないといけないんですか・・・。 読んでいて、心の中に、何度も、面倒くさい、という言葉が沸き起こってしまいました。
慰めても、慰めても、ずぶずぶと沼に落ちていってしまう。そのうち、私と会っているときに、私以外のお友達の話ばかりをするようになり、相手は後ろずさり、そしていつか疎遠・・・。

これは、同性のお友達の間でいままでよく起こっていたことでした。小さなころからいつもそうで、そのたびにいろいろ自分なりに気を使ってきましたが、 あまりよい結果を得ていなかったので、最近は慰めなければいけないような状態になる人とは、結局はご縁がないんだと思うようになりました。 そして、他人に遠慮することなく、自分らしくいるようにしていました。 そして、そのほうが自分らしくて楽しくなり始めていたので、正直言って、今回の号の内容に、ちょっと途方にくれてしまっています。
ということで、来週の続きを心より楽しみにしていますので、どうぞよろしく! ましゅまろん

メール有難うございました。ましゅまろんさんの「面倒くさい」という気持ちは、他の読者の方も感じることだと思います。そんなふうに感じることは普通のことです。

優しい人ほど、沼にずぶずぶ落ちていってしまうようなパートナーを持つと、当初は助けてあげたくなります。良くあるのは、あなたのパートナーが仕事で挫折をしたり、疲れてしまった。そんなパートナーを見て
「だったら、休んだらいいよ。休憩も必要だし」
と慰めてあげて、パートナーは仕事を辞めたとします。でも、1年経っても、2年経っても、再度仕事に取り組もうとしない。
「まだ、しんどいのかな~」
なんて思いながら、励ましたり、慰めているのに、一向にパートナーは動き出そうとしない。

こんなパートナーといるとだんだん腹がっ立ってきます。でも、放っておくのが見捨てるような感じがして、ついついかかわってしまったり、面倒を見てしまう。すると、一つ目の質問で書いたように、相手は甘えてしまうんですね。これは共依存の関係なんです。

ですから、ましゅまろんさんが、そういう人との関係を遠ざけるようになったのは、あなたのケースではとてもよいことです。ましゅまろんさんのように小さいころから同じ事をしてきた心理パターンを持ってきた人にとっては、「自分がいつも助けるのをやめて、信頼すること」を学ぶレッスンなんです。逆に、あまり人を援助することをしてこなかった人の場合は、これを練習しておかないと、パートナーが困っている時、支えてあげられないので、恋愛がうまく行かなくなります。

あなたの場合は、この経験は「罪悪感」を手放すというレッスンなんです。だから、その結果、「自分らしくあれる」というギフトが手に入ったのだと思います。ですから、今のましゅまろんさんは、それでOKです。こういった関係から脱して自分らしくいられるようになったというのは、とても素晴らしいステップですよ。

ただ、一つだけ、気をつけたほうがいいことがあります。それは、ましゅまろんさんが、助けてあげないといけないようなパートナーや友人とたくさん出会ってきたとしたら、誰かを助ける、かかわってあげる、面倒を見てあげるということに、うんざりしていると思います。このうんざりが「燃え尽き症候群」であり、人間関係の倦怠期をもたらします。その裏には「あれだけかかわったのに・・・助けられなかった」という失敗感が残っているんです。

すると、新しい友達やパートナーと出会っても、彼らが同じように落ち込み始めると、不安がよぎるんです。「この人も、私が過去に出会った友人やパートナーのようになるんじゃないか・・・」すると、無理にモチベーションをあげようとしたり、励まそうとしたり、ポジティブ思考になりすぎたりして、失敗することもよくあります。

立ち直りの早い人には、ましゅまろんさんが過去にしてあげたことの1/10でもやさしくしてあげたら、元気100倍になることが多いのですが、「同じ失敗をしたくない」という想いが、それを許さなくなり、「もうちょっとくらい優しくしてくれたらいいのに・・・」と思われてしまうこともあります。過去の痛みを現在に持ち込んでしまうからです。

この点だけ、気をつけてください。

今の自分を犠牲にしないスタイルはとてもいいことですよ。あなたがそうしていると、同じように、自分を大切にする友人やパートナーに恵まれます。対人関係は自分の鏡ですからね。そういう人がたくさん集まってきますよ。本当にいいプロセスを歩まれていると思うので、その調子で行って下さいね!

 

まだまだ、みなさんからの質問が残っていますので次週も相談コーナーをお送りしますね。次回は「嫉妬の対象が身に着けたい魅力でない場合」についてお話したいと思います。

では、また来週! 

カウンセラー 北端 康良

 

 

■編集後記 甘い声

先日、カウンセリングをしていると「もっと甘い声の人かと思いました」と言われました。(笑) ”甘い声”という表現自体珍しく、とても楽しかったので「じゃあ、甘い声の練習をしておきます」といったんですが、男性の甘い声ってどんなイメージがありますか? エルヴィス・プレスリー(ちょっと古い?)とか、でしょうか? 真似するためのお手本を現在探し中ですので、ぜひあなたの感性でご意見下さい!

投稿者 yoshi : 2006年03月29日 15:39

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