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2006年03月08日

「谷底の男・女」症候群

今回のメルマガ
★「谷底の男・女」症候群
★嫉妬の心理学 「パートナーが嫉妬する」編
★編集後記 昔なつかしの商店街

 

こんにちは、北端です。前回の「嫉妬をギフトに変える方法!」にたくさんの方から感想を戴きました。ありがとうございます。みなさんの感想を読みながら、さまざまな「嫉妬の罠」の具体例に気付きました。すべてのご質問に一気にはお答えできないので、これから数回にわたって「嫉妬シリーズ」をお送りします。(笑) 今回、ヒントが書かれていない質問もありますが、それは次以降のメルマガでお答えするのでしばらくお待ち下さい。

嫉妬すると醜くなります。でも、嫉妬すると可愛くもなります。なぜなら、嫉妬するということは、自分の弱さやコンプレックスを認めていることだからです。嫉妬して醜くなるのは、嫉妬している自分を認めたくなくて、自分や他人を責めて、引き摺り下ろすからです。これを「谷底の男(女)症候群」と呼んでいます。(笑)

私も、もちろん、この罠にはまったことがあります。この罠にはまっていると、自分より、かっこいい男性、賢い男性、お金持ちの男性、もてる男性を見て、「みんなは知らないかもしれないけど、実は、あいつ××××なところあるねんで~」と相手の価値や魅力を下げることをしてしまうんです。(笑) 今の自分では勝てないから、相手を引き摺り下ろしてしまうわけです。これをすると間違いなく醜くなります。人の価値を下げるのは、自分の価値を下げるのと同じなんです。

でも、嫉妬という感情をよく観察すると、あなたの潜在的な魅力に気付けるサインだと気付きます。一番の問題は、「私にそんな魅力はない!」「私がああなれるはずがない!」という思い込みです。これは「思い込み」なんです。

これは、あなたが今お付き合いしている人がいて、別の異性に魅力を感じたときにも使えます。私の師匠のチャック・スペザーノ博士は

「もし、あなたがパートナー以外の異性に魅力を感じたら、今のパートナーがその魅力を持っていると思って、よくあなたのパートナーを観察してみましょう。早ければ、2週間以内に、あなたのパートナーの中に、その魅力をみつけることができ、再び、ロマンスが訪れます」

こんなふうに言っています。

ちょっとあなたの周りを見渡してください。あるときを境に、昔はそうじゃなかったのに、すごく可愛くなったり、きれいになったり、かっこよくなったり、有能になったり、面白い人になった人っていませんか?

今、いなかったら、学生時代の昔のアルバムを引っ張り出してみてください。すごく、ダサかった友人が、今はとてもセンスの良い人になっていたりしませんか?一人や二人はいるはずです。

人は変われます。ただ、自分が変われるわけがないと思い込んでいるだけです。

そんな思い込みのために、無意識的に自分を制限しているんです。

それは、低いセルフイメージのせいなんです。

多くの人は、今の自分のセルフイメージにしがみついて、変化することを恐れています。だから、いつまで経っても変らないんです。今の自分に執着しているんです。

今の自分に執着したまま、今以上のものを手にいようとしても変りません。

「今以上のもの、今とは違うものを手に入れたい!」と思ったら、それにふさわしい自分に変る必要があります。

「そうは言っても、私はあの人みたいにキレイじゃないし・・・」

「オレは、あいつみたいにかっこよくないし・・・」

そう思われるかもしれません。外見は整形手術でもしない限り、劇的には変りませんが、内面は変ります。

私の知り合いに、とってもオデブなモテモテ男がいます。その人はなぜか、いつも彼女がいます。見た目はオデブだから全然かっこよくありません。夏は体臭がちょっときつい(笑)。でも、もてます。その理由は、雰囲気がかっこいいからです。女性が喜ぶことを知っていて、人間性がかっこいいんです。彼がもてるのは、そういう雰囲気に女性が惚れてしまうからです。

誰かに嫉妬している自分に気付いたら、こんなふうに思ってください。

「私は、今、○○○さんに嫉妬しているけど、半年後にはあの人みたいに嫉妬されるような人になろう。そして、私に嫉妬を感じる人に、”私も半年前には、こんなふうになれるなんて思ってなかったんだよ””だから、きっとあなたも私みたいになれるから、頑張れ!” そんな自分になろう!」

と思ってみてください。では、今週のメルマガを始めましょう!

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★ 嫉妬の心理学 「パートナーが嫉妬する」編

 

うちの会社はカウンセリングだけではなく、心理学スクールも開講しているのですが、受講生の中には主婦の方もいらっしゃいます。その中には

「私が講座に参加しようと思って、家を空けると、いつも主人に嫌味をいわれてしまうんですよ。私も気を使いながら、通ってつもりなのに、こんなに嫌味ばかり言われたら、だんだんと腹が立ってきて・・・」

と、ご主人に不満を持っている奥さんもいます。

今まで家にいた奥さんが習い事や趣味で外に出かけ始めると、文句を言うご主人は結構いますが、これも嫉妬の一つなんですね。

特に顕著なのは、奥さんが習い事を始めて、イキイキし始めた場合。今まで家にいるときは、それほど、服装やお化粧に熱心じゃなかったのに、出かけるとなると、当然女性ですから、きれいにされます。それが気に食わないんです。

ご主人にとっては、スクールが奥さんの浮気相手になってしまっているわけです。彼の心の中を紐解くと

「家にいるときや、俺といるときはあんな楽しそうな顔をしないのに、わけのわからん、心理学の学校に行くときだけは、ウキウキして出かける・・・」

「学校から帰ってきたら、機嫌がいいし・・・」

「学校で知り合ったという俺の知らない友達からも電話がかかってきて長話をするようにもなったし・・・」

「そういえば、最近メールをしていることも多くなったな・・・」

「オレにはあんな楽しそうな顔を見せないのに・・・」

こんな感じです。つまり、ご主人にはあげないものを、出かけた先の友人にはあげている。これが、嫉妬を呼ぶわけです。すると、

「習い事もそこそこにしろよ!」

「そこまで熱心にしなくてもいいんじゃないか?」

「なんでこんなに帰りが遅いんだ!」

なんて、文句を言われてしまいます。人によっては「辞めろよ」なんていわれてしまうかもしれません。これは、先ほど言った「谷底の男(女)」症候群にはまっているんです。

こういう出来事に遭遇した方は、

「うちのダンナは心が狭い」「口うるさい」

とよく思われますが、

「じゃあ、あなたは、講座に参加するときのワクワク感と同じ感覚を、ご主人を見て感じますか?」

と聞くと、ほとんどの方が

「・・・・・・・・・・」

と無言になってしまわれます。(笑) ここが問題なんですよね。

失ったワクワクやロマンスの感情を取り戻すために、色々な出会いや習い事、仕事に情熱を傾けることは有効ですが、そこで得たもの、変化した自分自身を愛する人のもとに持って帰らないと、必ずと言っていいほど、男女関係の危機が訪れます。

深層心理から見れば、実は男女関係の危機が訪れること自体に意味があるんです。危機自体に意味があるというのは、そういう危機がないとお互いに本心でコミュニケーションがとれないからです。

11/8号で「無意識が恋の事件を起こす!?」という内容を書きましたが、嫉妬も同じなんです。

「寂しい」とか「不安だった」とか、「お前が必要なんだ」とか、「あんなに楽しそうにしている顔を見たのは初めてだ」とか「私はあなたをそこまで喜ばせることができてないように感じる」とか。

こういった本心は、危機が起こって、せっぱつまらないと言えないこともよくあります。ですから、愛されることを感じられない人の中にはパートナーをわざを嫉妬させようとして、事件を起こす人もいます。

こういったやり方はハードランディングなので、できれば、お互いに理解し、受け入れやすいソフトランディングのほうがいいですね。

コミュニケーションをとろうと思ったら、自分のネガティブな感情に向き合う勇気が必要ですが、事件を起こさずに、向き合えるだけの成熟さと勇気をパートナーに対して持ってみてください。

嫉妬の罠は、必ず、誰かと自分を比較して、「私には○○○が足りない」と減点していることです。すると、どれだけ、あなたのパートナーが褒めてくれたり、価値を認めてくれても、「私はそうじゃない」と受け取れません。

嫉妬しているパートナーがいるとき、その問題は、二人の絆がまだしっかりしていないからです。二人の信頼関係がしっかりしていたら、嫉妬という問題は起こらないんです。信頼関係がしっかりしていないから、不安になってしまうんです。信頼が二人の絆をつくれば、「私に○○○がなくても、それが別れになるわけではない」と心と頭で理解できるようになるんです。

「パートナーが嫉妬して困る」そんな方は、あなたとパートナーとの信頼関係に目を向けてみましょう。あえて

「もし、私がパートナーを不安にさせているとしたらなぜだろう?」

と自分に質問してください。そして、

「パートナーを安心させてあげるために、私に何ができるだろう?」

と自分に質問してください。

先ほどの奥さんの例で言うと

「あなたのおかげで、私、こんなに楽しく勉強できて、前よりもずっと人生が楽しくなったわ。ありがとう!」

なんて笑顔でいえたら、きっとご主人も喜ぶでしょう。(^^) たったこれだけで解決するケースもたくさんあります。パートナーが嫉妬しているときは、攻撃されているように感じるかもしれませんが、実はまったく逆で不安を解消してほしんですよね。だから、パートナーに愛情を表現する、承認してあげる、感謝を伝えることがとても大切です。

これがいえないときには、この問題が起こる前から、夫婦間でお互いの不満が鬱積している状態です。ある意味、「習い事に行ってイキイキすること」がパートナーへのあてつけ、「復讐」になっているんです。出来ないときには、そんな怒りが自分の心の中にないかどうかもチェックしてみてくださいね。

嫉妬されているというのは、自分のほうが立場が強いということです。だから、嫉妬されているほうは楽なんです。「なぜかいつも私に嫉妬する人と付き合ってしまう・・・」という人は、もしかしたら、あなたが嫉妬しなくていいようなパートナーを選び続けているのかもしれません。安全圏のパートナーですね。

そんな人の中には、「パートナーが魅力的になり始めたら自分から別れる」「パートナーが自立しようとし始めたら、パートナーが自立しないように出る杭を打ったり、パートナーのコンプレックスをつついてしまう」そんな人もいます。そうこうしているうちに、嫉妬に狂ったパートナーに嫌気がさして別れてしまう人はこの点を要チェックです。自分の立場が弱くなるのを恐れて、つまり自分が嫉妬する立場になりたくなくて、パートナーを嫉妬するように無意識にコントロールしている可能性があるからです。

意識的、無意識的にかは置いておいて、パートナーを嫉妬させ続ける人も同じく、自分が素晴らしい恋愛やパートナーを受け取ることを恐れているんです。「もし、パートナーが魅力的になったら、自分を捨てて他の人に行ってしまう」と潜在的に恐れているわけです。

嫉妬が強いパートナーは、必ず過去に「喪失感」という問題があります。それは、過去の恋愛の場合と、異性の親との関係の場合と二つありますが、「捨てられた」「失った」という心の痛みが大きい人ほど、嫉妬の感情は大きくなります。嫉妬とはつまり「失う恐れ」なんです。

このあたりの、家族関係からくる嫉妬の罠については、次回お送りします。

では、また来週!

 

カウンセラー 北端 康良

 

■編集後記 昔なつかしの商店街

少し前に、ある百貨店が地下の食品売り場を昔ながらの商店街風に改装したというニュースを見たような記憶があるのですが、大阪でもそごうが昔の心斎橋の町並みを再現した一角を店内に作っていました。
去年、友人がシンガポールから遊びに来たときに、京都の錦市場に一緒行ったのですが、昔ながらの露店の八百屋さんや、お魚屋さんがあると、とても懐かしい気分になります。
商店街を歩くときに、お店から流れ出てくる色とりどりの季節の品、その香り。色んな感覚を刺激してくれるお店があるとすごく楽しいですね。これからは、そんなお店や街づくりのプロジェクトが増えてくるかもしれませんね。

投稿者 yoshi : 2006年03月08日 15:28

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