2006年02月23日
ロマンチックな雰囲気をかもし出す方法&心の中の傷ついた子どもを癒す(3)
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こんにちは、北端です。先日、あるテレビ局から問い合わせがあり、番組の企画の一つとして、ロマンチックな雰囲気をかもし出す方法を尋ねられました。
結局この企画は、その後、電話がかかってこなかったので、ボツになったのであろうと推測していますが(笑)、その時に聞かれたのが、「誰でも簡単にロマンチックな雰囲気」です。
簡単に言うと
(1)喋り過ぎない(つまり)相手の話を聞く)
(2)相手の目を見る
この二つです。この二つを効果的に使えるようになると、自然に、ロマンチックな雰囲気になります。(注 これはもちろん、相手があなたにネガティブなイメージを持っていないことが前提です)
なぜかといいますと、ロマンチックなムーディーな雰囲気というのは、ゆったり、まったり、穏やかな雰囲気を共有しているときに自然に出てくるからです。
しゃべり過ぎると、うるさくなるのでロマンチックな雰囲気が壊れます。
相手の目を見ていないと、ロマンチックな雰囲気を共有できません。
この2点に少し気をつけるだけで、「今このときが勝負!」という勝負どころでチャンスをガッチリつかめます。(笑)
それと、相手を良く見ると、その人のいいところ、魅力を一杯発見することができます。そういった相手の魅力を会話に少し絡めながら、伝えることができると、さらに効果的ですね。
ロマンチックな雰囲気を作れるということは、男性、女性としての魅力や色気が出せるということですので、ぜひ、使ってみてくださいね。
恋愛だけではなく、友人関係や家族、職場の人間関係で試して本番に備えてください。こういう場面で使うと「信頼」を勝ち得ることができます。
では、お待たせしました。今週のメルマガを始めましょう!
★ 心の中の傷ついた子どもを癒す 前回のあらすじ:「夫から別居したい・・・」と切り出された32歳、B子。子ども時代、母親が父親から責められるのを「私のせいだ」と誤解し罪悪感をもったB子は、母親を守るために「良い子」になった。しかし、良い子になっても「本当にこれでいいだろうか?」「これで誰からも責められないかな?」そんな不安は消えはしなかった。その結果、人前で気の抜けないB子の性格が夫にも気を使わせることになり、夫も気を使う夫婦関係になってしまったのです。子ども時代の傷を癒すために、4,5歳当時の子ども時代の記憶にさかのぼり、母親への罪悪感を癒し、自己価値を高めていきました。⇒⇒⇒ バックナンバーはこちら |
母親とのセラピーが終わった後、彼女の感情が落ち着くまでしばらく時間をとることにしました。彼女が過去に持てなった安心感や平和な感覚に包まれていて欲しかったからです。
とくに、ずっと不安や緊張状態にあった方がセラピーを受けて、抑圧していた感情を解放すると脱力感を感じることがあります。それは、心の中のつっかえが取れて、安心感を感じるためです。
しばらくたってから
「今の気分はどうですか?」
と尋ねると
「とても不思議な感じです。何がどうなったのかはよくわかりませんが、心につかっていたものが、すべて外に出てなくなったような感じがします」
「お母さんも、私も心の中でずっと”ごめんなさい”って思ってたんですね。心の中に同じような葛藤を持っていたんだって気付きました」
「もう、ずいぶん前のことなのに、大人になってもこんなにも昔のことを鮮明に感じられるなんてとても不思議です」
「昔のことが、今でも心のしこりになって残っていたなんてびっくりです」
「今はとてもリラックスしていますが、今までずっと知らず知らずのうちに、肩に力が入っていたんでしょうね」
そういう彼女の表情は相談に来られたときよりもずいぶんと朗らかになっていました。
「そうですね。あなたの表情もずいぶんと柔らかくなっていますよ」
「はい、自分でもそんな気がします。でも、母とのことを癒してもらって、すごく気が楽にはなったんですが、主人とはこれから、どうすればいいでしょうか?」
「そうですね、ご主人との本題のお話をしましょうね。ご主人があなたと別居したいと言い出したのは、あなたといるとリラックスできずに気を使ってしまうからです。それはあなたがご主人に気を使っていたからです」
「ええ、説明してもらったので、理解できました」
「ということは、逆に言うと、あなたがご主人の前で、そんなに気を使わずにリラックスしていたとしたら、そんなあなたを見て、ご主人も気を使わなくて良くなるわけです」
「あなたは母親との関係で罪悪感を持っていたので、”まだ気を使い足りない””まだ、私の努力が足りない””だって、お母さん、あんなに苦しそうな顔しているもの”とずっと思ってきたのです。だから、気を抜けなかったんですよ」
「でも、先ほどしたセラピーで”自分のせいじゃなかったんだ”って感覚的に理解できましたよね」
「ええ、そうですね。セラピーをつけるついさっきまでは、分かっていたつもりでも、心では腑に落ちてなかったんだって、今はわかります」
「はい。だとしたら、今は、人前で前ほど、緊張したり、気を使ったりしなくなると思います」
「そのこと自体が、ご主人があなたと離れたいと思わなくなる要素なんですよ」
「そっか。私が今みたいに、気が抜けた状態でリラックスしていたら、主人も私のようにリラックスできるんですね」
「そうです。あなたの今の雰囲気が家庭の雰囲気になれば、ご主人もあなたと同じようにリラックスされると思います」
「感情ってね、共鳴するんです。あなたが感じている感情はご主人に影響するし、ご主人が感じている感情はあなたに影響します」
「あなたがいつも笑顔で、楽しく、リラックスして過ごしていたら、ご主人はそんなあなたを見て、家にいると笑顔になって、楽しくてリラックスできるんですよ」
「するとね、あなたと一緒にいることがご主人の癒しとなり、気分転換になるんですよ」
「そうですね。今までもそうなるようにって心がけていたつもりなんですが・・・」
「ええ、一生懸命、ご主人にリラックスしてもらおうと頑張っていましたよね。でもね、頑張ってリラックスするって変じゃないですか」
「そうですね。言われて見れば、頑張ってリラックスするなんて、何か変ですね」
そういう彼女には自分のしてきた失敗を笑う心の余裕が出来ていました。
「これからは、頑張ってリラックスするのではなくて、自然とリラックスできるようにしましょうね。さっき心の中からつっかえが消えたような感じがするって言ってたでしょう。その感覚を覚えていてくださいね。その感覚を心と体に十分に馴染ませてください。あなたがその感覚でいるとき、ご主人にもその感覚が伝わっていくからです」
「わかりました」
「それとね、心理パターンというのは、クセと一緒でね、すぐには消えません。今はリラックスしていても、何かがあると、たとえば、ご主人が辛そうな顔をして家に帰ってくる。すると、あなたもご主人のその表情を見てどうしても緊張してしまいます」
「たぶん、そういう時、あなたは罪悪感を感じてしまうと思うんですが、罪悪感ではなくて、ご主人が辛そうにしている気持ちを理解してあげるほうを優先させてください」
「もし、ご主人がつらい気持ちが、今、あなたと一緒にいたくないのに、でも、頑張って帰ってきた辛さだったとしたら、辛くても家に帰ってきてくれたご主人に感謝してください」
「もし、そこで、あなたが罪悪感しか感じなかったとしたら、それこそご主人の努力や犠牲は水の泡です」
「わかりました。ちゃんとできるかどうかわかりませんが、頑張ります」
「ええ、でも、頑張らないで下さいね。B子さんは頑張るクセがついていますから」
「ハ、ハ、ハ。頑張るのって本当にクセになっているんですね。気をつけます」
「ご主人も今までのことが心の中で葛藤になっていますから、すぐには二人の関係は改善しないと思います。だから、焦らずにできるだけ、あなたがリラックスしていてあげてください。では、今日はこれくらいにして、次回、あなたの気持ちの変化や夫婦関係の変化を教えてくださいね」
カウンセリングを終えて、帰っていくB子さんの雰囲気はこられたときよりもずいぶんと明るく、軽やかになっていました。
カウンセラー 北端 康良
| ■編集後記 椿山課長の七日間 |
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投稿者 yoshi : 2006年02月23日 15:22
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浅田次郎さんの「椿山課長の七日間」を読み終えました。