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2005年10月31日

愛すること、愛されることが怖い?

こんにちは、北端です。前回は、「恋の罠に落ちたくないのに、なぜか、引き寄せられて、落ちてしまう・・・」そんなお話をしました。では、どうして、恋の罠に落ちてしまうんでしょうか?

それは、誰もが恋の罠に落ちたくないと意識的に思っているにもかかわらず、潜在意識や無意識では、恋の罠に落ちたいと思っているからです。

たとえば、パートナーの携帯メールを「みちゃいけない」と思っていても、ついつい見てしまう、そんなことってありますよね。意識では、ダメ!と思っていても、潜在意識や無意識にある感情や欲求が強くなってくると、私たちは、引き寄せられてしまうんです。

人によって落ちやすい罠もさまざまですが、第一回目の恋の罠として、「愛すること、愛されることへの恐れ」を例にとってお話をしたいと思います。

シングルの方、お付き合いをされている方、結婚をされている方から、いろいろなご相談を頂きますが、男女関係で問題が出ると、必ずといっていいほど、「これ以上、パートナーを愛したり、愛されるのが怖い」というテーマが出てきます。

たとえば、

・私は、今までさんざんパートナーに尽くしてきた。これ以上、ガンマンするのはイヤだ。疲れた・・・

・ここまでは近づいてきてもいいけど、パートナーと言っても、それ以上はダメ!

・もうこれ以上、自分勝手なパートナーに付き合いきれないよ!

・あんなヒドイことをしたパートナーを許せない!

こういったものは、「こうこれ以上愛するのは疲れた。やっても無駄だし、傷つくだけ・・・」という恐れから来るんです。

自分の感情をちゃんと感じて、コントロールできる人(我慢じゃないですよ)、自分やパートナーの感情に上手に反応できる人って、ほとんどいません。感情が強くなると、感情に飲まれちゃうからです。

そして、恋愛は、一番感情的になりやすい人間関係です。だから、すごく幸せになったり、すごく辛くなったりします。

すると、恋愛で失敗したり、傷つく体験をすると、恋愛感情に飲み込まれるのが怖くて、感じないようにしようと思います。そうすれば、パートナーが期待に答えてくれなくても、望みにこたえてくれなくても、

「いいよ、別に、好きにしたら・・・」

という感じで、諦められるからです。諦めている人に対しては、期待がないので、がっかりして、失望することもありません。

求めなければ、傷つくこともありません。感情的にならないことによって、傷つかないように感情を押さえつけているわけです。特に、自立した男性・女性はこの罠にはまります。

「誰も好きな人がいないな~」
「恋愛していても、楽しくないな~」

という場合は、恋愛で傷つき、絶望していたりするからです。誰かを愛したり、好きになると感情的になってしまうので、心が傷つくやすくなり、怖くなってしまうんです。

昔、カウンセリングをした女性がこんなことを言っていました。

「今まで、結構、いろんな人と付き合ってきたから、新しい人と付き合っても、なんか先が見えちゃうんですよ。2、3回デートして、4回目くらいにセックスして、それから数ヶ月経ったら、お互い二人でいることが当たり前になって、週末は一緒に過ごして・・・」

「そしたら、お互いが空気みたいになって、それで終わり。先が見えると、恋愛するのがおっくうになっちゃうんです。また、今までと同じことの繰り返しかなって思っちゃうんですよ・・・」

こうなってしまうと、恋を始めた瞬間から「倦怠期」にはいってしまいます。

恋愛に期待があると、嬉しくもなりますが、がっかりもします。

逆に、恋愛に期待がないと、がっかりもしませんが、嬉しくもなく、楽しみや幸せも感じられなくなります。

「恋の不感症」になってしまうからです。恋愛で大きなハートブレイク(傷心)を体験すると、ほとんどの方がこういった経験を持ちます。

「いいなと思う人がいないな~。心がトキメかないな~」
「好きな人がぜんぜんできない・・・」

という方は、「もしかしたら、誰かを愛することを怖がっているのかもしれない・・・」「もう、恋愛で傷つきたくない・・・」そんな気持ちがないかどうか、チェックしてみてください。ピンと来ない方は、遊び感覚で自分にこんな質問をしてみてください。

もし、恋をしたくない、誰も愛さないと思っているとしたら、どうしてだろう?

根拠がなくてもかまいません。考えるよりも、ふっと沸いて出てくる思い付きを大切にしてください。

私たちは傷ついてしまうと、「もう誰も好きにならない」「何も望まない」「欲しくならない」そんな罠に落ちてしまいます。

これは、恋愛だけではありません。たとえば、昔、あなたがテニスがすごく好きで頑張っていたとします。でも、練習中に怪我をしてしまって以来、何かに熱中することが怖くなった。

すごく行きたかった大学があって、一生懸命受験勉強をしたのに、合格できなかった。その失敗感から立ち直れず、今も、好きなことが見つからない。

こういったものも、何かを愛したり、何かに情熱的になることへの恐れなんです。

人によっては、失恋ではなく、スポーツや勉強、仕事、両親、友人との関係でハートブレイクを体験し、その痛みが恋愛にも影響していることがあります。そして、クールになったり、ドライになったり、冷めてしまったりします。

「恋愛」というジャンルではありませんが、何かにのめりこむ、情熱的になる、愛するという感情的な点では、心理的に同じことが起こっているからです。

誰かを愛したり、何かを好きになることが怖い、なかなか好きになれない、人に近づけない、そういう場合は、過去に愛情や親密感に関して、とても傷ついた過去の体験があることを教えてくれているんです。

こういった体験や傷は潜在意識や無意識に埋もれていて、覚えていないものもありますが、今の恋愛パターンに影響を及ぼしているんです。

では、次回は「無意識が恋の事件を起こす!?」をお送りします。

また来週! (^^) 

カウンセラー 北端 康良
ブログ  http://www.counselingstyle.com/

 

追伸  前回のメルマガに質問を下さった読者の皆様、ありがとうございました! しっかりと目を通させていただきましたので、今後のテーマのヒントに致します。メルマガへの質問、リクエスト、相談があれば、お気軽にメールください。 また、頂いたメールは、メルマガ上でご紹介することもありますので、ご了承下さい。
お便りお待ちしています。

■編集後記 「5555」 変革とパートナーシップ

前回メルマガで5、527名の方からご登録いただけましたと、書きましたが、発行後、まぐまぐで見てみると、実際の発行部数は「5,555」でした。こんなキレイに5という数字が並んですごく面白いな~と思いました。私の先生は数字が指し示す意味をよく話される方なんですが、「5」という数字は「変革」を意味するそうです。そして、「5,555」を分解すると、5+5+5+5=20。「20」を分解すると、2+0=2です。2はパートナーシップや対人関係を意味するそうです。このメルマガにふさわしいテーマの数字が出ていて、奇妙な偶然だななんて思いました。 あなたに、この数字の恩恵、変革と幸せなパートナーシップがたくさん降り注ぎますように!

投稿者 yoshi : 2005年10月31日 20:26

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