2005年07月31日
「あなたが望むような社員育成方法」 (株)船井総合研究所 ビューティービジネス研究会
2005年7月に、(株)船井総合研究所 ビューティービジネス研究会からのご依頼で、「あなたが望むような社員育成方法」というテーマで講演を行いました。
(株)船井総合研究所本社 東京 丸の内ビルにて写真

今は昔と違って、社員の定着率が低く、離職率の高さで悩んでいる経営者の方、人事担当者の方がたくさんいます。
「1つの会社で一生働き続ける」
という神話が崩れ、景気が悪いことも手伝い、なかなか人材がいつかない。その結果、人材が育たない。これは企業にとっては一大事です。
20代、30代のカウンセリングをしていて、私がこの問題に対して常々感じることは、
1.イキイキと働いている父親、大人を見てない
2.将来への不安
3.人間関係の希薄化
この3つが大きな原因です。
一生懸命働いてきた父親が、仕事に没頭しすぎた結果、家に居場所がない、ただ給料を運ぶだけの人に成り下がってしまう。挙句の果てに、リストラにあう。
そんな父親を見ていると、家族のために働くこと、お金を稼ぐこと、責任感を持つことが馬鹿らしく見えます。そこに、尊敬、感謝、つながりがないからです。
また、「価値観」も揺らいでいます。「いったい何のために働くのか?」もっと言えば、「いったい何のために生きているのか?」この答えが見出せません。
そのために、わかりやすい「儲かる仕事」「カッコいい仕事」「流行の仕事」などに目移りして、点々とする人もいます。
ここでは、「価値観」がなく、また、価値観を示す人もいないという問題があります。
これらは、根本的には人から人に伝わる気持ち、価値観ですが、家族関係を含め、人間関係が希薄になっている度合いだけ、誰からも伝えられていないので、わからずにいる、そんな状態が起きています。
そんな状態の中で、あなたが望むような社員を育成するには、経営者が
1.価値観を伝える
2.ビジョンを伝える
3.社員の価値や才能を見る
4.信頼する
5.つながりを持つ
ことが大切です。
昔の日本企業が持っていた圧倒的な強さがこの「つながり」 同族意識、同期意識などの連帯感でした。その結果、チームができ、みんなが一丸となって夢に向かって進むことができたのです。
メンバーがそれぞれ、別の方向を向いていると企業として力を発揮することはできません。
社長や、優秀な一握りの社員だけで成長できるのは、せいぜい売り上げ10億まで。
それ以上の成長を目指すのであれば、マネジメントと人材育成に力を注ぎ、チームワーク、会社の仕組みで勝負することが大切です。
そのためにまず大切なことは、経営者が社員を信頼すること。
そして、彼らが居心地よく感じ、またやりがいを感じる会社を作ることです。
どんな人でも、「役に立ちたい」という気持ちを持っています。
その情熱を刺激する経営者を目指してください。
投稿者 yoshi : 2005年07月31日 19:26
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