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2005年06月10日

一流男の心理 ~男は愛する者の為に何かを手に入れようとする~

FOXTVで先月から放送が開始になったドラマ、「NIP/TUCK -マイアミ整形外科医」が面白くて見ています。第62回ゴールデン・グローブ賞で、TVドラマ部門作品賞を受賞した作品なのですが、整形外科に来る患者と医師の現場と人間模様を描いたドラマです。

■NIP/TUCK -マイアミ整形外科医 DVD 1シーズン 英語版
NIP/TUCK -マイアミ整形外科医 DVD 英語版
■NIP/TUCK -マイアミ整形外科医 DVD 2シーズン 英語版
NIP/TUCK -マイアミ整形外科医 DVD 英語版
※日本語版がまだリリースされていないようです。

■FOXジャパン紹介ページ


物語の舞台となる整形外科医には女優志望の患者や、マフィア組織を裏切った逃亡者、大富豪の未亡人、ポルノ女優、ゲイなど、さまざまな事情がある患者が訪れます。そして主人公は、対照的な整形外科医、ショーンとクリスチャン(両方とも男性)。二人は昔からの親友です。この二人の成功した整形外科医から、一流男の心理を紐解いていきましょう。

ショーンはとてもまじめで、清く正しいことが大好きなお医者さんです。結婚もしていて、妻と子供が二人。家庭を大切にする保守的な男性です。そのため、整形外科医という影も伴う側面に嫌気がさし始めています。

一方、クリスチャンは独身でこの仕事にまったく抵抗がなく、倫理観よりも楽しみ。お金のためならどんな仕事でも、どんなクライアントでも引き受け、その結果の報酬を楽しみ、成功した整形外科医に与えられる特権を楽しんでいます。

成功したけど難のある男性には2つのタイプがあります。

1.成功し、とても魅力的でセクシーだけど、私生活がボロボロの男
2.成功してるけど、生真面目すぎてつまらない男

このドラマでは(1)がクリスチャン、(2)がショーンです。

そんな対照的な二人がさまざまな対立をしながら物語は展開していきます。

誠実で成功しているけれど、まじめすぎて面白くない、理解がないショーンに反発する妻と息子。そんな彼らは、クールでセクシーで、しかも遊びに理解のあるクリスチャンに助けを求めたりします。

そして、そんな妻や子供の気持ちがわからないショーンは同じくクリスチャンに相談を持ちかけるのです。優等生のショーンにとっては、妻や息子の不良っぽい部分、問題児の部分が理解できないのです。でも、クリスチャンはまさにその典型例。
また、クリスチャンも、本当は誠実でありたいけれど、できずに不誠実になってしまう自分の欠点を知っています。そんな彼にとって、ショーンの誠実さ、まじめさは不可欠な存在なのです。

二人を足して二で割ったらちょうどいいんでしょうが、そうならないのが、パートナーシップやチームの力学です。そのため、相手の魅力が二人のケンカの種にもなりますね。(^^)

ショーンの妻は実はクリスチャンの元恋人。そして、どうもクリスチャンは彼女が忘れられないようなのです。その代わりに、若くて美人の彼女をとっかえひっかえ、地位と名声を利用して遊びまくります。稼いだお金も女性をひきつけるためのファッションや小物、車につぎ込みます。大抵のプレイボーイにはこのような失恋の過去があるものです。

しかし、どれだけ欲しい「モノ」を手に入れても、彼の心は満たされません。彼が欲しいのは、「モノ」ではないからです。

彼の成功のすべては、元恋人とその息子、つまりショーンの妻と息子に向けられているのかもしれません。彼らから愛されたり、尊敬されたいと思っているのかもしれません。でも、最終的に彼らが戻っていくのは親友のショーンのところなんです。

「今の俺じゃ・・・・ どれだけ稼いでリッチになっても・・・」

金銭的、社会的に成功した男性ビジネスマンは、「どれだけ成功しても、愛するものを失っていたら何の意味もない」と言います。金や名誉を追い求める過程で本当に大切なものを失ってしまった、その代償の大きさに気づくからですね。

きっと彼はいつもそんな葛藤に悩まされていることでしょう。

これは彼だけではなく、成功する男性が持つ根本的な心理でもあります。どんな男性でも、愛する女性や家族の為にすべてをささげて頑張っています。その原点は「母親」ですね。そして、大人になってからは「最愛の女性」。その女性の為に、ありとあらゆるものを手に入れようとしているのです。

彼らが欲しいのはただ、自分が手に入れたものを彼女に喜んで受け取っ欲しい、それだけです。笑顔で微笑みかけてくれる。それだけが欲しいのです。その為に、「そこまでしなくてもいいのに・・・」というところまで頑張ります。より大きな成功と名声こそが最愛の人を幸せに出来ると思っているからです。

男は愛する者の為にいつも何かを手に入れようとしているのです。

投稿者 yoshi : 2005年06月10日 18:52

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コメント

北端さん、

金銭的、社会的に成功した男性ビジネスマンは、「どれだけ成功しても、愛するものを失っていたら何の意味もない」と言います。金や名誉を追い求める過程で本当に大切なものを失ってしまった、その代償の大きさに気づくからですね。

と書いていらっしゃいますが、これは男性だけの意識ではありません。最大多数を考えてモノを書いていらっしゃるのかもしれませんが、心理カウンセラーとして、書くときにはそのステレオタイプは横においてみてはどうでしょう。

今の世の中、多くのビジネスウーマンがいて、なかには男性以上に成功する人も出てきています。そういう女性がその成功をどう感じていると思われますか?誰のための成功なんでしょうね。

男性心理、女性心理、というのは確かに違いがある面もあるでしょうけれど、社会のありかたとともにそれも変わってきているかもしれません。

投稿者 romi : 2005年06月10日 22:29

確かにその通りですね...
僕もついつい頑張ってしまいますが、それは自分が獲得したものを捧げたい相手がいるからであり、捧げたものを見て喜んで欲しいからですよ。他には何もいりません。自分が愛する人を幸せにできたという経験程嬉しい事はありませんもの。
中には特定の相手がいなくても頑張ってしまう人もいますが、それは誰かに認めてもらいたい、誰かの愛が欲しいっていう気持ちが隠れているんだと思います。男女とも。自分の経験からそう思います。

投稿者 takehide : 2005年06月11日 23:30

頑張りすぎて疲れ果てている人をみると、周囲は辛いし、そんなに大きなものを得よう(与えよう)としなくてもいいのに、と思ってしまうのですが・・・満たされない思いが根底にあるんでしょうね(^^;)
それにしても、笑顔を見せることや受け取ること・・・簡単そうなのに、それを阻害するものは何なんでしょう?
やっぱり、そこまで苦労しなくてもいいのに、という女性の現実的な感性なんでしょうか?
どこかに誤解があるんだろうなぁ。

投稿者 神無月 : 2005年06月15日 17:17

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