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2005年05月26日

「物事と物事のつながりをみる」 レオナルド・ダ・ヴィンチ

これは、レオナルド・ダ・ヴィンチが言った言葉だそうです。世の中の流れや、出来事などはまさにこの「つながり」「出来事と出来事の連鎖」から生じます。対人関係も同じで、その出来事だけを見ていても、「なぜそんなことが起きたのか?」ということはわかりません。

「なぜ、振られちゃったんだろう?」
「なぜ、社員のやる気がないのか?」
「なぜ、子供が言うことを聞かなくなってきたのか?」
「なぜ、中国の人民元切り上げが取りざたされているのか?」

そういった出来事が起こる前には何かの理由があって起こっています。身近な悩みから、経済、国際問題に至るまで、すべて物事と物事、人と人、会社と会社、国家と国家のつながりの中で起こっています。個別の問題だけを見るとよくわからないことでも、つながりを見始めると「そういうことだったのか?」と気づくことはいっぱいあります。

こういったつながりを見ることができると、未来に対する予測ができるようになります。「歴史は繰り返す」とよく言われますが、人間の心理パターンや行動パターンはいつの時代も非常に良く似ているからです。
それは、男女関係もしかり、家族関係もしかり、職場の人間関係もしかりです。

今、何らかの問題や悩みを持っているのだとしたら、それが起こるきっかけとなった出来事、そして当事者間の感情の動きってどんなものがあるでしょうか?

カウンセリングや心理学は、人の感情の流れを見るために使います。

「なぜ、振られちゃったんだろう?」

なぜ、好きな人と別れなければいけないのか? それは、その彼女といて苦しかったり、辛いからですよね。だとしたら、パートナーの立場に立ったときに(←これ重要です ^^)、パートナーが苦しく、つらくなるような状況があったとしたら、それはなんでしょうか?


「なぜ、社員のやる気がないのか?」

なぜ、社員がやる気がないのか?仕事に不満があるらかもしれません。会社に魅力がないからかもしれません。給料が少ないから、会社の雰囲気が悪いから?自信を失っているからかもしれません。だとしたら、なぜそう思っているのでしょうか?
「俺だってガマンして、努力してきたんだから、お前も努力しろ!」なんていっても効果はありません。それをしていると、同じような問題を持つやる気のない社員予備軍を増やすことにしかなりません。


「なぜ、子供が言うことを聞かなくなってきたのか?」

ワガママなのか、反抗期に入って自立したくなってきたのか、両親の言っていることとやっていることに矛盾があるのか?
そういったことを把握していないと、怒ってでもしつけたらいいのか、話し合えば良いのか、今は距離をとってそっとしておくことがいいのか、親が反省したら良いのかわかりません。


「なぜ、中国の人民元切り上げが取りざたされているのか?」

人件費の安い中国で製品を作ることによって、アメリカ国内での製造業の売上不振、失業率の増加などが起こり貿易赤字が増えています。そのために利害関係のある企業や労働組合などの現ブッシュ政権支持者層がロビー活動を展開し、ブッシュ政権に圧力をかけているのかもしれません。だとしたら、得票数を獲得するために選挙民を守る必要があるブッシュ政権が中国に圧力をかけるでしょうね。マーケットの安定のためにも貿易赤字は減らしたいという理由もあるでしょう。
また、世界No.1大国のプレゼンスを保持しなければならないアメリカが成長著しい中国に対して脅威を感じているかもしれません。そこで「中国人民元の切り上げ」という問題を使うことによって、中国という出る杭をたたいておこうという意図があるかもしれません。


こういう推測を立てることができれば、未来に起こるかもしれない出来事が予測できあらかじめ対処法を用意しておくことができます。

「受け取るためには下準備が必要だ」と言っていた人がいました。流れやつながりを見ることができれば、その準備ができるようになりますね。

※「つながり」や「流れ」を見るには、物理的な視力ではなく、想像力が必要です。まじめに真剣に取り組むよりも、空想するような遊び感覚で試してみると楽しみながら身につきますよ。

投稿者 yoshi : 2005年05月26日 12:23

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