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2005年05月31日

パートナーを助けたい!症候群

恋愛カウンセリングをしているとある一定の割合で、この「助けたい!症候群」の方々に出会います。男性でも女性でも、このタイプの人は、なぜか問題や傷を抱えた異性に魅力を感じてしまう人達なのです。

逆に言うと、問題もなく、過去に辛い体験をせず、とても幸せそうで、毎日が楽しそうな人。きっとこの人と結婚したら、みんながいうような「幸せな家庭」や「幸せな恋愛」ができるだろうな・・・という人にはまったく興味や魅力を感じないんです。

そんな人の中には、傷ついた男性や女性を見ると、放って置けなくなって、今していることや、大切なことを投げ打ってでも助けに行ってしまう、そんな人もいます。

○傷ついているのは過去の私

子供時代に、私達は多かれ、少なかれ、「捨てられる恐れ」「守ってもらえない恐れ」を持ちます。

たとえば、小さな頃に両親から「お前は橋の下で捨てられていたのをお父さんとお母さんが拾ってきたんだよ」なんて冗談を言われてからかわれた経験はありませんか?

私の実家の近くには、大和川という川があってちょうど橋がかかっているんです。だから小さな頃に「お前は橋の下で捨てられていたのをお父さんとお母さんが拾ってきたんだよ」なんてよく冗談で言われました。そしてその度に「そんなのウソだ!」なんてわめいていました。(笑)

その他にも、お祭りや遊園地、百貨店に行って、迷子になる。これも子供にとってはとても大きな恐怖体験になります。

「このまま、お父さんとお母さんとはぐれて、一生会えなかったらどうしよう・・・」

人生真っ暗になります。私たちにとって、この種の体験は大きな恐れとなって、心に傷を残します。

小さな子供が「捨て猫」や「捨て犬」を拾って家に持って帰ってくるというのは、その表れなんです。

子供にとって、捨てられて家を失ったネコや犬に「捨てられて家をなくした自分」をかぶせてみているわけです。子供がそんな体験をしたら耐えられないですよね。だから、ネコや犬を拾って帰るわけです。そして、お父さんやお母さんに言うんです。

「このネコ、かわいそうだからお家で飼っても良いでしょう?」

そこで、両親が「いいよ」と言ってくれたら、自分も救われたような気分になってすごく嬉しいんですが、逆に「お家では飼えないのよ。捨ててきなさい」なんていわれると、まるで自分を捨てて来いといわれているような気分になって泣きじゃくったりするわけです。

「助けたい!症候群」の人も、この子供たちと同じなんです。傷ついている男性や女性を見ると、そこに過去の傷ついた自分を投影して、救わずにはいられなくなるのです。

過去に救えなかった、異性の親や、兄弟姉妹を投影する場合もあります。


○私が助ける!という罠

そこに隠れているのは、助けてくれなかった誰かに対する反発や怒りです。先ほどの例で言えば、ネコを飼っちゃいけないといったお母さんやお父さんに怒っているんです。そして、誰も助けてくれないと絶望しています。

大切な家族を病気や事故などで亡くすと、神様や人生を恨んだりすることもあります。そして、自分自身に「私はあんな人にはならないぞ!絶対に誰も見捨てない!」と心に誓うわけです。見捨てられ、傷ついた度合いだけ、「ああはならない!」と固く心に決めるんです。その結果、困っている人を見たら、何が何でも私が助ける!というパターンが出来上がってしまいます。もし助けなかったとしたら、自分を助けてくれなかった親や神様など、もっとも自分が嫌っている人に自分もなってしまうからです。


○助けたい!症候群の悩み

このパターンを持っている人は、人望が厚かったり、たくさんの人から慕われたりするのですが、いくつかの問題を抱えてしまいます。主要な問題は

・自分が幸せにならない。幸せを受け取らない
・家族や友人など、あなたを大切に思っている人を幸せにできない
・困っている人が必要になる

というようなことです。「助けたい!症候群」の人で一番多いのが、自分の幸せを後回しにするということです。人を助けたり、幸せにしてあげたり、面倒を見てあげることは一杯して、その結果、慕われるのですが、誰かに自分を助けさせることをほとんどしません。

すると、あなたに助けてもらった人たち、友人や家族がとても寂しい思いをします。なぜなら、「あなたのおかげで私はこんなにも元気に、幸せになったから、今度は私があなたをサポートする番よ」と思っているのに、彼らの援助を受け取らないからです。

その結果、友人や家族を幸せに出来ないことがよくあります。他には、このタイプの人は、助けなければいけない人がたくさんいるので、一番身近な家族を犠牲になることがよくあります。

困った人に自分の時間を使っている間に、家族に向けられる時間がなくなってしまう。その結果、子供やパートナーが愛情に飢えてしまいます。一番幸せにしたかった人を不幸にしてしまったというパラドックスが起こってしまうんです。

そして、もう一つは「困っている人が必要になる」ということ。これは受け入れがたいことかもしれませんが、「助けたい!症候群」の人は「助けること=私の存在価値」となっているので、困っている人がいなくなると困るんです。みんなが幸せになると、そこにいちゃいけないような気分になります。

「みんなが幸せになった。じゃ、もう私にできることはないし、もう私は必要ないな。ここに居ても仕方がないから、次の場所に行こう」

そんな感じで、私を必要としてくれる人や場所を求め、彷徨うように生きている人もいます。


○自分が幸せになること

恋愛でこのパターンにはまっていると、大抵の方が「パートナーが幸せになったら、私も幸せになれるのに・・・」と思っていますが、あなたがどれだけ努力していても、パートナーが良くならない場合は、逆にまずあなたが幸せになることが、パートナーも幸せになることにつながります。

そんなお話をすると「そんなことできないです。そんな見捨てていくようなことはできません」と言われる方も多いのですが、問題を抱えている人は、「こんな私が面倒ばかりかけて申し訳ない・・・」と助けられれば、助けられるほど罪悪感を大きくし、さらに幸せにならないようにしてしまうという悪循環にはまる場合もあります。

助けたい!症候群の方にとってまず自分が幸せになるということが、かつて自分を見捨てた誰かのようになるような気がしてできないと葛藤されている人が多いですが、昔、自分を捨てた誰か、傷つけた誰かを許して、あなたが幸せに向かうことが、より多くの人を幸せにする方法になるんです。

ここでは「信頼」ということが鍵になります。
「私が助けないとパートナーは良くならない」
「私が助けなかったら誰も助けない」
と思っているところがあるのです。

この不信感を手放し、自分とパートナーを信頼することがみんなが幸せになる道になりますよ。

投稿者 yoshi : 19:21 | コメント (4) | トラックバック

2005年05月26日

「物事と物事のつながりをみる」 レオナルド・ダ・ヴィンチ

これは、レオナルド・ダ・ヴィンチが言った言葉だそうです。世の中の流れや、出来事などはまさにこの「つながり」「出来事と出来事の連鎖」から生じます。対人関係も同じで、その出来事だけを見ていても、「なぜそんなことが起きたのか?」ということはわかりません。

「なぜ、振られちゃったんだろう?」
「なぜ、社員のやる気がないのか?」
「なぜ、子供が言うことを聞かなくなってきたのか?」
「なぜ、中国の人民元切り上げが取りざたされているのか?」

そういった出来事が起こる前には何かの理由があって起こっています。身近な悩みから、経済、国際問題に至るまで、すべて物事と物事、人と人、会社と会社、国家と国家のつながりの中で起こっています。個別の問題だけを見るとよくわからないことでも、つながりを見始めると「そういうことだったのか?」と気づくことはいっぱいあります。

こういったつながりを見ることができると、未来に対する予測ができるようになります。「歴史は繰り返す」とよく言われますが、人間の心理パターンや行動パターンはいつの時代も非常に良く似ているからです。
それは、男女関係もしかり、家族関係もしかり、職場の人間関係もしかりです。

今、何らかの問題や悩みを持っているのだとしたら、それが起こるきっかけとなった出来事、そして当事者間の感情の動きってどんなものがあるでしょうか?

カウンセリングや心理学は、人の感情の流れを見るために使います。

「なぜ、振られちゃったんだろう?」

なぜ、好きな人と別れなければいけないのか? それは、その彼女といて苦しかったり、辛いからですよね。だとしたら、パートナーの立場に立ったときに(←これ重要です ^^)、パートナーが苦しく、つらくなるような状況があったとしたら、それはなんでしょうか?


「なぜ、社員のやる気がないのか?」

なぜ、社員がやる気がないのか?仕事に不満があるらかもしれません。会社に魅力がないからかもしれません。給料が少ないから、会社の雰囲気が悪いから?自信を失っているからかもしれません。だとしたら、なぜそう思っているのでしょうか?
「俺だってガマンして、努力してきたんだから、お前も努力しろ!」なんていっても効果はありません。それをしていると、同じような問題を持つやる気のない社員予備軍を増やすことにしかなりません。


「なぜ、子供が言うことを聞かなくなってきたのか?」

ワガママなのか、反抗期に入って自立したくなってきたのか、両親の言っていることとやっていることに矛盾があるのか?
そういったことを把握していないと、怒ってでもしつけたらいいのか、話し合えば良いのか、今は距離をとってそっとしておくことがいいのか、親が反省したら良いのかわかりません。


「なぜ、中国の人民元切り上げが取りざたされているのか?」

人件費の安い中国で製品を作ることによって、アメリカ国内での製造業の売上不振、失業率の増加などが起こり貿易赤字が増えています。そのために利害関係のある企業や労働組合などの現ブッシュ政権支持者層がロビー活動を展開し、ブッシュ政権に圧力をかけているのかもしれません。だとしたら、得票数を獲得するために選挙民を守る必要があるブッシュ政権が中国に圧力をかけるでしょうね。マーケットの安定のためにも貿易赤字は減らしたいという理由もあるでしょう。
また、世界No.1大国のプレゼンスを保持しなければならないアメリカが成長著しい中国に対して脅威を感じているかもしれません。そこで「中国人民元の切り上げ」という問題を使うことによって、中国という出る杭をたたいておこうという意図があるかもしれません。


こういう推測を立てることができれば、未来に起こるかもしれない出来事が予測できあらかじめ対処法を用意しておくことができます。

「受け取るためには下準備が必要だ」と言っていた人がいました。流れやつながりを見ることができれば、その準備ができるようになりますね。

※「つながり」や「流れ」を見るには、物理的な視力ではなく、想像力が必要です。まじめに真剣に取り組むよりも、空想するような遊び感覚で試してみると楽しみながら身につきますよ。

投稿者 yoshi : 12:23 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月23日

日本版、笑い溢れるスタンド・バイ・ミー 映画「バーバー吉野」

バリかハワイ行きの機内だったと思うのですが、この映画の紹介があり、「バーバー吉野」というベタなタイトルに魅了され(笑)、いつか絶対に見たいと思っていた映画です。先日、たまたまWOWOWでやっていたのを見つけましたが、予想通り、大笑いできる映画でした。

バーバー吉野

バーバー吉野

思春期に「子供から大人になりたい」、平たく言えば、「かっこよくなって女の子にもてたい」と思っているどこにでもいるような男の子と、「子供は子供らしく、いい子で居ればいい。お洒落なんてするのは100年早い」と思っている母親との対立を、夫婦関係、親子関係、伝統、文化、権力などを含みながら、面白おかしく書いた映画です。

では、まずストーリーを少し紹介します。ある田舎町の小学生たちは皆、額の上で前髪をピッチリそろえたおかっぱ頭“吉野ガリ”にすると決められている。そして、その伝統を100年以上も守り続ける役目を担ってきた町の床屋「バーバー吉野」のおばちゃんはまさにその伝統の守護神となっている。しかし、ある日事件が起こる。東京から転校生が現われ、彼の髪型は茶パツ。彼が「吉野ガリが変だ!」と指摘したことから、小学生たちに波紋が広がり、町は一大騒動へと発展していく・・・。

小学生の男の子が主人公なので、男性にとっては、子供時代のいいも、悪いも、いろんな思い出を思い出せます。昔、そうやっていじめた、いじめられたというようなトラウマを笑いながら思い出せる傑作です。

女性のみなさんはご存知無いかもしれませんが、小学校時代、男の子は学校のトイレでウンチをしているのがばれると、トイレのドアを叩かれる、上からバケツで水をかけられる、「ウンコ、ウンコ」とあだ名がウンコになる。など、たいへんな思いがあるのです。(笑)

それ以外にも、ある女の子に気があるのがばれると、それでからかわれる。本当に気があっても、からかわれないように、否定しなければならない。状況が悪ければ、その女の子に気が無いのを証明する為に、嫌われるようなこともしなきゃいけないなど、色々な苦労があります。(笑)

そういった、小学生の男の子の事情、生態系を理解できるのがこの映画。「あの時代はそうだったな~。こんなことがあったな~。学校や家でこんなことあった。町を歩いていたら、おじさんやおばさんからこんなふうに言われたり、見られたりした」
笑いながら懐かしく思い出せた映画でした。

ですから、男の子がどんな少年時代を経験して成長するのか知りたい女性も必見です。見たら「え?男の子ってこんなこと考えているの?バカじゃない」と思うかもしれません。(笑) それくらい他人から見て馬鹿な事でも本人にとっては真剣なんです。

この映画は是非、友達と何人かで見て欲しいです。昔を思い出しながら、大笑いできますよ!

P.S. 今回は紹介だけですが、この映画は心理学的にもとてもよく出来ています。おいおい解説しますので、ぜひその前にご覧になって下さい。こちらの公式ページから予告CMが見れます。

何よりものお勧めポイントは、この映画は表面的に見るとのほほんとしたコメディ映画ですがめちゃめちゃ内容が深いことです。

この映画を良く見ると、次のようなことが学べます。

・人生の展開はどのようにして起こるのか?
・シャドー(嫌われ者、恐がられている人)は実は天使
・チームの力学
・子供の反抗は両親を嫌っているわけではない
・癒着を絶つと本当の絆ができる
・チームの一人が恐れを越えて一歩進めば、他のメンバーも進む
・人を引きつける本当のコミュニケーションとは?
・WIN-WINを作る恐れを越えた真のリーダーシップとは?

映画のあらすじから言えば、どう見ても「バカなコメディ映画」にしか思えないんですが、実際はいろいろな学びが含まれています。では、楽しんで下さいね!

投稿者 yoshi : 09:34 | コメント (1) | トラックバック

2005年05月19日

優先順位を決めよう!

「すっごく忙しいんです、1日48時間欲しいんです。どうしたらいいでしょうか?」

カウンセリングをしていて、良く聞く悩みの一つです。もしかしたら、あなたもそんな悩みを持っているかもしれません。もし、そんなあなたを見て神様が

「あなたは本当に忙しいですね。頑張って生きているし、社会にも貢献していますから、あなたには特別1日48時間あげましょう」

といったとして、この人は、忙しさから解放されるのか? 答えはNoです。48時間になったら、今度は72時間欲しくなるんです。なぜなら、忙しさを作っている心理パターンから卒業していないからですね。

人生を楽しんでいる人や、自由人、成功者という人と話をすると、明確なことがあります。それは、自分にとって何が大切なのか?という優先順位がはっきりしていること。そして、それを実現するためにさまざまな梃子の原理を使って、一人ですることをせず、人的ネットワークなどを使い、任せています。

ある人はこういっていました。

「まず、自分のスケジュールを作るときは、プライベートな予定から先に入れる!」

家族や友人たち、趣味の時間など人生の楽しみや喜びを先に入れているわけです。
※こんなスケジュールを組んでいても、この方は年収3000万円以上の仕事をするようなバリバリのビジネスマンです。

5月のGWにチャック博士の「受け取る力」というセミナーに行ってきましたが、博士も「受け取りたいと思ったら、優先順位がとても大切」だと言っていました。

優先順位を自分で決められなかったら、あなたの時間配分は誰かが決めることになります。基本的に人間関係は自立と依存で成り立っていますから、あなたが優先順位の決定を誰かに依存していると、自立側の人間があなたの優先順位を決めるのです。

たとえば、あなたが会社員であれば、上司や社長、会社があなたのすべき仕事の優先順位を決めます。恋愛でパートナーに依存していると、あなたの時間配分はパートナー次第になります。そして、自分が望んでいる・いないにかかわらず、その優先順位どおりに時間を使わなければいけません。

これは、スケジュール表が真っ白の状態を恐れている。でも、自分で決められない。だから誰かに決めてもらうことで、安心するという心理パターンなんです。

独立して成功した方が、あるインタビューでこういっていました。

「なぜ、そんなに多趣味で、仕事の幅も広いんですか?」

「それは、僕にはやりたいことがいっぱいあったから、時間を作り出す必要があったんですよ。そのために、独立するのが一番効果的な手段だっただけです」

あなたはあなたの優先順位を明確に持っているでしょうか?
その優先順位を守っているでしょうか?

投稿者 yoshi : 10:27 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月18日

お金の知性と感性 映画「Set It Off」

この映画は「貧困」というお金の問題をテーマにしているだけあって、登場人物のセリフにたくさんの学びがあります。「お金の知性と感性」という観点から見たときに、私の印象に残ったのは、ストーニーのボーイフレンドのバンカーが言った次のような二つのセリフです。


映画「Set It Off」

映画「Set It Off」

「黒人は未来を考えない。だからダメなんだ。5年後にどうなりたい? そのためのプランは?」

「お金の為に友人を失うなんて愚かなことだ」

これはお金の知性と感性についての質問です。

一つ目は、幸せや豊かさについて真剣に考え、そのためのプランを作ること。私達は自分たちが育った環境、生活している環境を基準に人生を考えます。ですから、毎日お金に困っている現状の中で生きていると「お金には困るものなんだ」「お金を手に入れるのは大変なんだ」「お金を正当な手段で手に入れることなんて出来ないんだ」「お金を稼いでいる人はきっと裏で何かしているに違いない」などのさまざまな思い込みを持っています。
すると、こういった思い込みを前提にしないとお金について、豊かさについて考えられないのです。それ以外の考え方があったとしても、信じられない、しっくり来ない感じです。

今もっている「思い込み」を変えていくのは初めはとても苦痛なものです。それは、話し方、言葉遣い、姿勢、声のトーンなど、私たちがクセのように無意識にやっていることを変えていくことと同じだからです。また、それを変えようと思ったときにはお金に対する心の痛みも出てきてしまいます。自信のなさや、不安、疑い、知識のなさ、劣等感、お金に関する過去の痛みや傷(買って欲しかったおもちゃを買ってもらえなかったなど)が出てきます。
そんなときには、「あそこまでたどり着きたい!」という目標が必要ですね。目標があれば、くじけそうになったときにモチベーションをあげることができます。

そして、二つ目のセリフ、

「お金の為に友人を失うなんて愚かなことだ」

これは人生の優先順位についてのセリフです。自分にとっての幸せが何なのか知ること。
「お金は稼ぐことはできるけれど、友人を失うと取り戻すことはできない」
ボーイフレンドはそう考えています。

人生にとって大切なことは何なのか、とても考えさせられるセリフですね。

「○○○の為に□□□を失うなんて愚かなことだ」

たとえば

・仕事の為に家族を失う
・見栄の為に誇りを失う
・お金の為に愛を失う
色々ありますね。

この○○○と□□□はあなたにとってどんな言葉が入るでしょうか?

あなたの人生で大切なものを見つけるために使ってみてください。

投稿者 yoshi : 14:11 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月16日

成功と幸せ

先日、東京出張の際に空港の本屋さんで時間つぶしをしているときに見つけた本です。


笑わせる!技術―なぜ、あの人は人気があるのか

笑わせる!技術―なぜ、あの人は人気があるのか
中島 孝志 (著)

「笑い(ユーモア)」がある人は、大抵、人気者ですよね。魅力UPには欠かせない要素の一つです。「笑い」に知性を付け加えれば、さらに魅力的になります。私が出会った素敵な人たちも、全員、ユーモアと知性に溢れる人たちでした。

人は笑うと、心がオープンになって、相手を受け入れる心のスペースができます。笑いで心のスペースを作った後に、ウィット(知性)を効かせて、すっと相手の心に智恵をプレゼントしてくれるんです。
「そんな会話ができるようになりたいな」といつも思っていたので、このタイトルには引き寄せられました。

今日、この本を読んでいて、この本の主題とはちょっと違いますが、
良い文章見つけたので、紹介したくなりました。(^^)

ウォーレン・パフェット(世界有数の投資家)とビル・ゲイツ(マイクロソフト社の創始者)の次のような対談が紹介されていました。

ビル「成功とはなんですか?」

ウォーレン「望んだものを手に入れることだ」

ビル「では、幸福とは?」

ウォーレン「手に入れたものを楽しむことだよ」

読んですぐに「深いな~」と思いました。人生に満足し、楽しむためにはこの両方が必要ですね。

あなたは、望んだものを手に入れているでしょうか? そして、今、手に入っているものを十分に楽しんでいるでしょうか?

投稿者 yoshi : 22:34 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月14日

真実を選択する~癒着と犠牲を手放そう~映画「Set It Off」

私はこの映画をずいぶん前に深夜放送で見たのですが、もう一度見たいとずと思っていた映画です。そして、先日、ケーブルテレビで放映されていたのを改めて見ました。当時は、人種差別による問題がこのような形で不幸を起こすのだというくらいにしか思わなかったのですが、改めて映画を見ると、色々な気付きがありました。


映画「Set It Off」

映画「Set It Off」


この映画はストーニーという黒人の女の子を中心にストーリーが展開します。昔からの幼馴染の女友達4人組、ストーニー、クレオ、フランキー、T・Tの4人はロスの黒人街でずっと社会の底辺の暮らしていました。彼女たちは家庭や男女関係、仕事などの問題を抱えながらも、互いに励まし合い、精一杯逞しく生きた親友たちです。

しかし、彼女たちの前にはいつも「社会」という壁が立ちはだかります。それは彼女たちの日常をじわじわ押つぶそうとしてきました。そんな彼らに問題が降りかかるところから映画はスタートします。

両親を事故で失ったストーニーは、弟の面倒を見るために、自分の人生や夢を犠牲にし働いてきます。そして、弟がアメリカの名門大学、UCLAに受かった聞き大喜びをします。
「今迄の努力と犠牲が報われた。これで、弟は幸せになれる。この生活から抜け出せる」
そう思ったに違いありません。しかし、問題が一つあったのです。授業料が払えない・・・。

彼女は悩んだ末、お金を作るために体を売ることにしました。そして、そのお金を弟に渡して、
「これで大学にいけるよ」
と言ったのです。

すると、弟は「大学には行かない」と言い出したのです。
「どうして?」と詰め寄るストーニーに対して
「大学には受かっちゃ行かない。姉貴を見ていると、そう言うしかなかった・・・」
それを聞いたストーニーは
「あんたは、私がどういう気持ちでこのお金を作ったのかわかってるの!!!」
と怒りをぶちまけます。すると弟は、
「俺には俺の人生がある。俺のしたいように生きる!」
そう言って反発し、出て行ったのです。

弟はきっと姉の期待をずっと感じていたのでしょうね。彼女の期待に答えられなかった自分を責めていたのです。だから、反発するしか出来なかったのでしょう。

そして不幸が起こります。出て行った弟は、銀行強盗を企てた容疑者と間違われ、出先で警察から射殺されてしまったのです。

その知らせを聞き、現場に駆けつけたストーニーは自分を責めに責めます。最後に喧嘩別れしてしまった。私の最愛の最後の家族を失ってしまった。こうなってしまったのは私のせいだ。彼女は人生のどん底にいたのです。

一方、他の友人たちは・・・。フランキーは職場を終われ、T.T.はシングルマザー。子供の養育能力がないということで子供を奪われてしまう。クリオは、ずっと社会に対して怒りをもっている。
生活する為に、仕方なく彼らは清掃業を始めます。しかし、清掃業という未来の見えない仕事、絶望感から現状にうんざりしていました。きっと彼らは生まれてからずっとそういった閉塞感や絶望感を感じていたのでしょう。

そんな彼らが行き着いた先は「金があれば、現状を打破できる」という考えだったのです。そして、それを実行に移すために、クリオが銀行強盗を提案しました。
初めは反対だったストーニーも、親友たちを助けるため、自らも今の生活から抜け出すために計画に参画するのです。

銀行強盗を実行するために、銀行に下調べに行ったストーニーは、そこでエリートバンカーに出会います。彼はストーニーを人目見て気に入り、彼女を誘うのです。ストーニーにとって、彼との出会いは人生を飛躍的に向上させる出会いだったのです。

彼との付き合いは彼女にとってまったくの別世界への扉でした。収入も、生活も違う。付き合っている友人も違う。住んでいる家も違う。彼女がずっと夢見ていたような生活がそこにはあったのです。

彼女は人生の分岐点に立っていました。彼を選べばリッチで幸せな人生が待っている。彼女がずっと望んでいたものがそこにはありました。でも、一方ではずっと支えあったきた友人たちは苦しんでいる。
彼女はその狭間で罪悪感を覚えていたのです。
「私、一人が幸せになっていいんだろうか・・・?」

これは、彼女が自分の幸せや人生よりも弟を大学に行かせようとしていた力学と同じです。苦労して支えあって来た友人と弟。彼女は幸せが近づいてきたとき、自分が受け取らずに、もっと困っている人、愛する人の為に差し出すという犠牲のパターンをもっているのです。

[癒着]                  [つながり]
友人・弟  ⇒⇒⇒⇒⇒ストーニー⇒⇒⇒⇒⇒彼
不幸・貧乏 ⇒⇒⇒⇒⇒     ⇒⇒⇒⇒⇒幸せ・豊かさ
[罪悪感・無価値感]          [愛]

こういう心理構図があるのでしょうね。だから、彼女はそういうチャンスが来たときに、いつも左側の元の生活に戻ってしまうのです。彼女の罪悪感は、人生をずっと支配してきました。そして犠牲の愛は、愛する人を苦しめてしまうのです。

彼女が罪悪感を手放せたとき、新しい人生のスタートができるのです。
誰かに対して、罪悪感や無価値感などの攻撃をすることなく、次のステップに進めるのです。そこには本当のつながりが待っているのです。

映画の最後にストーニーが髪の毛を刈り上げるのはそのシンボルでしょうね。

投稿者 yoshi : 12:56 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月11日

面接力 あなたも会社を面接しよう!

就職活動をしていると、必ず「面接」というものがあります。新しい就職先を探している方の中には、この「面接」が大の苦手という方もいらっしゃいます。そういう方の話を聞いていると必ずでてくるのが「チェックされ、採点されているようで居心地が悪い」「自分の欠点ところを見られているようで怖い」「わからないことを質問されたらどう答えて良いのかわからず、頭が真っ白になる」という感想です。


でも、「あなたも会社を面接するつもりはありますか?」と聞くと、大抵「?????」となります。

どうしても、今は企業の立場が強いので「採用してもらう」という気持ちになりがちですが、「私が望む会社として条件は○○○があります」という希望がはっきりしてくると面接の立場でもかなり違ってくるのです。

就職というのは会社と「お付き合いする」ことですから、お互いにメリットがないと成立しませんし、続きません。

まず、大切なことは、あなたが会社や仕事から必要(ニーズ)としているもの。これは最低限の給料であったり、職場環境、福利厚生や休暇などです。
そして、仕事を通してこれが欲しい!という欲求(ウォンツ)。
こういう仕事がしたい! 何年後に給料をいくらにしたい! セールスの能力を磨きたいなどです。

次に、会社が何を必要としていて、どんな欲求を持っているのか知ることです。それがわかれば、あなたがその会社に何を与えることができるのかをつめていくことができます。

相手を知れば、道が見えてきます。その会社は、社員にどんな能力を求めているのか? 何を実現したいと思っているのか? そのためにどんな人材が欲しいのか?

経営コンサルタントは、その会社の問題点を見つけて、それを解決し、利益を上げるための解決策を提示します。そして、そのための具体的なプラン、できることを伝えていくのです。

もし、面接時に会社を調べ上げ、会社のニーズとそれを実現するための問題点とプラン、そのために自分に何が出来るのか? そんな提案するような社員候補生がいれば、会社としては面白いでしょうね。逆に、それができないようであれば、就職したとしても面白くない会社です。

就職というのは自分に対する投資です。あなたの時間や能力を会社に投資するということです。

あなたは仕事を通して、どんな人間になりたいのでしょうか?
そのための手段として、その会社は適切な選択肢でしょうか?
あなたはその会社で何を学べるのでしょうか?
その会社で働いたとしたら1年後、3年後、5年後、どんな自分に成長できるでしょうか?

そのイメージを具体的に持つことが大切です。

そうすれば、その会社があなたにとって必要かどうかがわかります。

あなたの価値を作るために会社のことを知りましょう。会社のことを調べ始めるということは、あなたが履歴書を送る前に会社を面接するということです。

ある人がこんなことを言っていました。
「未来の社会においては、10年ごとに会社を移ることが当たり前になるかもしれない。それくらい会社の寿命が縮み始めている」

もし、そんな時代がくれば、会社を見極める力が必要になります。自分を買ってもらうのも大切ですが、その会社が買いかどうか、見極める眼がこれからももっともっと大切になっていくでしょうね。

そのために、今から会社と対等にお付き合いできるだけの、「面接力」という眼を持って見てください。

投稿者 yoshi : 15:53 | コメント (0) | トラックバック