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2005年03月03日

女心のわからない男 映画「毎日が夏休み」

好き嫌いがあると思いますが、この映画はとっても笑えました。
いい子のはずの中学生の娘と、エリートサラリーマンのはずの父親が、公園でばったり顔を合わせるところから始まります。

毎日が夏休み
毎日が夏休み

実は父親は会社を家族に黙って退職し、娘は登校拒否をしていたのです。理想の家族を手に入れたはずの妻はショックで倒れそうになってしまいます。そして、夫婦間や家族で話をするのですが、感情を理解できない理性バリバリの夫と、感情的な奥さんの話はまったくかみ合いません。
このあたりは、男女関係によくある典型的なパターンですね。

彼らのやり取りを通して男女関係の違いや基礎を学べる傑作です。

見ていて楽しいのは義父役の佐野史郎さんと娘役の佐伯日菜子さんのエキセントリックさ、すっとぼけ具合と、妙のまじめなところです。ほんと、大笑いしました。

ストーリーはシンプルなので、興味のある方は是非ご覧下さい。


「なぜ、男性は感情を理解できないのか?」

「なぜ、夫は仕事を辞めようと思ったのか?」

「なぜ、エリートが突然仕事や学校をやめたくなるのか?」

「なぜ、男が地位や肩書きを捨てたくなるのか?」

「なぜ、仕事をやめて妻は怒っているのか?」

「なぜ、奥さんは怒って料理を作らないのか?」

「なぜ、奥さんは、別の男と付き合い始めたのか?」

「なぜ、奥さんは旦那を拒絶するのか?」

「なぜ、妻が出て行ったのか?」

こういった、男性心理、女性心理がわからない方には笑いながら心理学の基本を学べるのでお勧めです。(笑えない方もいるかもしれませんが・・・ ^^;)

◎父親との親密感が薄かった女の子

この映画に登場する夫婦は再婚同士のカップルです。ですから、娘は父親を失った経験と、新しい父親と絆を結べないという問題を持っています。

そんな彼女は自分を必要としてくれている人をずっと探しているんですよね。勉強ができる良いこの自分や、親の言うことをよく聞く自分ではなく、本当の私を見て、必要としてくれる人を探しているのです。

こういう経験をした女の子はボーイフレンドから父親からもらえなかったものを手に入れようとしたり、そのために年上の男性に惹かれたりします。

そんな彼女が義父から仕事の手伝いをするように言われます。彼女が仕事で大きな失敗をしたときに

「お前はクビだ!」

といわれたとき、彼女は父親に捨てられるという体験を追体験しましたが、逆に

「俺たちは運命共同体だ」

といわれたときに、彼女は幸せ一杯になるんですね。ずっと欲しかったものを手に入れたからです。子供は、みんな両親からそんなふうに言われたいと思っている部分があります。

この映画に登場する男性は、不器用で、自分の気持ちを伝えるのが苦手な男性ですが、上手に出来なくても、勇気を出して一歩、一歩コミュニケーションをとっていくことが大切ですね。

一度、距離が出来てしまった心の距離を埋めるには時間がかかったり、難しかったりしますが、ちょっとの勇気でその距離感を縮めていくことができます。

P.S. 映画の出だしのあまりにも変なトーンのナレーションにつまらなく感じるかもしれませんが、ちょっと我慢すれば面白くなります。(^^)

投稿者 yoshi : 2005年03月03日 16:50

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コメント

こんばんは!

映画&ドラマ、童話&神話をビジョン心理学的に説明(解説)して下さると、理解し易く大変助かります。

早速、「毎日が夏休み」をビデオレンタルしようと
思います★

投稿者 あきこ : 2005年03月04日 20:55

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