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2004年11月03日

つながりと親密感

こんにちは、北端です。ほんと久しぶりの更新になりました。
10月の中旬から、チャック博士のセミナーに参加するために、東京とハワイに行ってきて、月末に帰ってきました。

今回一番の学びになったことの1つは次のプロセスです。

分離⇒罪悪感⇒自己攻撃⇒防衛システム⇒投影⇒他者攻撃(加害者と被害者の世界)

家族関係、男女関係、ビジネスにおける人間関係など、あらゆる人間関係がうまく行かなくなったときに、この一連の心理プロセスが絡んでいると言って良いほど、シンプルですし、とても学びが深いプロセスです。

このプロセスを理解して、日常の生活に溶け込ませることができたとしたら、自分が持っている人間関係が大きく変容していくと思います。


◎つながり・親密感が人間関係を変容させる

私たちが持つ人間関係の基本はすべて「つながり・親密感」と「分離」というところからやってきます。

「つながり・親密感」がある人間関係はとても幸せで楽しく過ごすことができます。しかし、「分離」している人間関係は、つまらなかったり、苦痛だったり、寂しかったりします。

私たちがもっている感情や心は基本的にこの「つながり・親密感」を欲していますが、それを持てなくなったときに、「退屈さ、苦痛、寂しさ」などの感情を使って、私たちに「今、人間関係がうまく行っていないからその手当てが必要だよ」と気づかせてくれます。

でも、そこに向かっていく勇気や余裕などがないと、「つながり・親密感」を持つために向き合っていくことができません。

そこで、私たちがするのが「切り離し」ということです。簡単に言うと、
「別に、家族との関係が悪くてもいいじゃない」
「別に、彼女との関係が悪くてもいいじゃない。新しい人を見つければいいんだから・・・」

というふうに、苦痛や、寂しさといった痛みを感じないようにしようとする心の防衛システムが働くわけです。

なぜなら、痛みに気づくと、そこでは罪悪感を感じてしまい、自己攻撃が始まるからです。

逆に言うと、「切り離し」をしているほど、その人は傷つきやすい人、または過去に人間関係でたくさん傷ついてきたということをあらわしています。

誰もが罪悪感を感じたくないですし、自分を攻撃したくありません。

自己攻撃をしていると、まるで自分の心の中に、加害者と被害者の二人の自分がいるような感じになります。

心の中

        攻 撃
加害者の自分 ⇒⇒⇒⇒⇒ 被害者の自分


このようになっています。でも、自分を責め続けるのは辛いですし、心の中が分裂していると混乱してしまうので、私たちの心は、どちらか一方の自分を他者に投影するわけです。

人によっては、「加害者」を誰かに投影して、自分を責めさせるかもしれませんし、逆に「被害者」を誰かに投影して、自分が誰かを責めるかもしれません。

いずれにしても、心の中の対立や葛藤を外の世界に投影して現実化してしまうのです。

もし、あなたの身の回りで、この種の対立があるのであれば、自分の心の中をよくチェックしてみましょう。そこには、あなた自身の心が二つに分裂している箇所があると思います。

その分裂した心を一つに統合し、心の中にある「加害者と被害者の世界」を「誰も悪くない、無害者の世界」に統合していくと、現実の中に現れている対立も解消していきます。

加害者と被害者の世界にはつながりや親密感がありません。そこに、つながり・親密感をもたらすことで、分離した関係につながりが取り戻され、私たちに幸せや楽しさ、豊かさをもたらす関係に成長していくのです。

私たちが人生で体験できる喜びや豊かさ、幸せの源は「人間関係」です。あなたがもっている人間関係の質があなたの人生の質に変化していきますよ。

◎イメージワーク

ハワイでチャック博士から出された宿題の中に、つながりがない人との対人関係につながりを取り戻すイメージワークがありました。それを紹介したいと思います。


1.つながりを取り戻したい人を一人ピックアップする

2.軽く目を閉じて、その人を思い浮かべて見ましょう。イメージの世界の中であなたとその人はどれくらいの距離にあるでしょうか? その物理的な距離感と心の距離は同じです。

3.そして、あなたのハートがある場所から、金色の橋が相手のハートに届くようにイメージしてみてください。

4.金色の橋が相手のハートに届いたら、相手との距離はどれくらい近くなるでしょうか?

1~4までを相手があなたの目の前まで近づくまで繰り返します。

5.相手の人があなたの目の前まで近づいてきたら、今度は相手のハートから金色の橋が、あなたのハートに架かイメージをします。

6.そして、相手の橋があなたのハートに届いたら、その相手をハグしてあげましょう。

7.そして、その相手があなたの体と一つに溶け合うイメージをします。

完全にあなたと一つに溶け合ったら、目を開けてください。

投稿者 yoshi : 2004年11月03日 19:25

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コメント

以前ベーシックでお世話になった者です。
蹴飛ばした相手とも、友達として繋がりを取り戻したいと思うのですが、(↑これで誰だか見当つくでしょうか?(笑))
このようなイメージワークをしたらいいのかなぁ?
どうも最近距離をおかれているような気がします。
嫌われているような気がします。

繋がりを取り戻そうとすることと執着すること。
切り離すことと手ばなすということ。
区別がつきません。

投稿者 S.H. : 2004年11月04日 10:40

久しぶりです。北端さん。
私今正に、この真っ只中です。恋するハートが開きかけたのに、ホンマにどうしましょうって感じです。
手放しなのか?、繋がりなのか?って感じです。
もーーって感じで、鬱々しております\\.
ここまでこれたのに;;

投稿者 hiro : 2004年11月04日 20:29

9月にベーシックでお世話になりました。言われた直後よりもじわじわと言葉がしみてきています。何もしないのは(仕切らない、友達を誘わない)とても難しくて、ちょっとやっちゃいました。そしたら、大変でした。もちろん、それによっていいこともあったのだけど、そうじゃないネガティブなところを受け取ってしまうというか。
そのままで愛を受け取れるように、感じられるように、なりたいです。

今日のお話、攻撃されるのは攻撃する人がわるくて、ワタシにはどうしようもないんだと思っていましたが、全然違うんですね。自分次第で変わるのだと思うとちょっとだけほっとしました。それもまた難しいなあとは思うのだけど。イメージワークをしようとしたら、いやいや、といやがっている自分に気がつきました。いつもはそれすら気付いていないような、考えていないような感じでした。あー、私は父親やこの人が嫌いなんだなあ~、って、まずそれを感じました。コラム楽しみにしています。

「傷つくならばそれは愛ではない」を買いました。寝る前に読んだら、起きた時の気持ちがやすらかでした。

投稿者 takemi : 2004年11月05日 03:58

コラムをいつも楽しみにしています♪
ビジョン心理学の学びを解りやすく説明して下さる事の感謝と
東京や海外でのチャック先生のセミナーをシェアして下さり
大変嬉しく思い、感謝、感激です!!

映画のビジョン心理学的コラムも又楽しみにしています★

投稿者 コン : 2004年11月05日 22:39

初めてお邪魔するのですが、ここでは、質問は『可』でしょうか?
『不可』なら、お手数ですがコメントの削除をお願いします。

今、こちらから「分離」している相手がいるので、
上記のイメージワークをやってみようと思ったのですが、
4.金色の橋が相手のハートに届いたら、相手との距離はどれくらい近くなるでしょうか?
ここで、距離が遠くなっていきます。
文章は「近づく」前提で書かれていますが、
「遠ざかる」場合はどうするのでしょう。

また、
5.~今度は相手のハートから金色の橋が、あなたのハートに架かイメージをします。
これを「橋」ではなく「橋を渡ってハート型がやってくる」とイメージしてしまい、
その「ハート型」を、とても不潔で不愉快なモノと感じて
跳ね飛ばしてしまいました。
このイメージへの嫌悪感が強くて、文章通りのイメージを
思い浮かべることが出来ません。
この段階で、イメージワークは終了でしょうか?

投稿者 7C : 2004年11月07日 01:56

イメージしてみました。いつもケンカが絶えない旦那と。
そうしたら、旦那は、私と、一緒にいて、矢が打てません。
旦那が、近くにいすぎて、苦しいです。
どうしたら良いでしょう?
近すぎて、橋も掛かりません。
ハグすることもできません。
ただ苦しいだけで、私はもがいています。(+_+)

投稿者 利香 : 2004年11月11日 09:10

7Cさん、利香さん、コメント有難うございます。なかなか距離が近づいてこない場合は、私たちの心の中に「相手と近くなりたくない」という感情があるときですね。
「自分が相手にどんな感情を持っているのか」というのはとても大切なポイントなので、その人との関係で「癒着」や「怒り」があると相手を蹴飛ばしたくなったり、拒否したくなります。
このワークをするときに、あなたが感じている感情を注意深く見てください。そして、怒りや嫌悪感、悲しみなどの感情が出てきたら、その感情を手放していくことも大切です。
このワークの終了は「相手とつながれたとき」です。

特にこのワークをあなたのパートナーとする場合は、パートナーとの関係だけではなく、過去の対人関係や家族関係も影響します。

今のテーマとなっている人間関係のベースに、過去のどの人との関係がかかわっているのか、見ていくととても興味深い発見があると思いますよ。

なかなかうまく出来ないときは、カウンセリングをご利用下さい。

投稿者 北端 : 2004年11月11日 15:23

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