2004年09月02日
お金の心理学(2)
◎潜在意識の中のお金に対する罪悪感
お金に対するネガティブな感情はたいてい、私たちの過去の体験、中でも家族の中でのパターンからやってきます。その中で一番大きいのは「お金に対する罪悪感」です。「お金に対する罪悪感」というと、「そんなものないよ」という方もいらっしゃると思いますが、分かりやすいように次の質問に答えてみてください。
あなたが、宝くじで3億円あたったとします。あなたは、そのことを家族や友人に言いますか?それともできるだけ隠そうとするでしょうか?
あなたの答えはどうでしょうか?私がお金のカウンセリングをしている現場では、隠そうする方が多いのです。(※言って回るのが良いと言う意味ではありません) それは、なぜかというと次のような不安があるからです。
・お金を分けて欲しいといわれるんじゃないか?
・お金を奪われるんじゃないか?
・独り占めをしたらケチだと思われるんじゃないか?
・嫉妬されるんじゃないか?
ですから、私たちはたいてい「お金が欲しい!」「豊かになりたい!」と思っても、表現することを禁止して隠してしまうんです。
では、人から隠さなければいけないものってどんなものでしょうか? 良いものでしょうか?それとも悪いものでしょうか?悪いものですよね。ここで私たちの観念として「お金=悪いもの」「お金を持つこと=悪いことをしている」というような間違った観念が強化されてしまうのです。
すると、せっかく手に入れたお金をまるで悪いものを振り払うかのように、「使い切ってしまう」、「手元に残らないような使い方をしてしまう」というような行動パターンができることもあります。
カウンセリングをしていて良く出てくるのは、配偶者が亡くなった時におりた保険金の使い方です。このようなお金はまるで「愛する人の死と引き換えに手に入れたお金」のように感じてしまい、使うことに対する罪悪感が強くなります。このようなケースでよくあるのは、まったく使えずに何年間も銀行に眠っていたり、逆に無駄なものに使ってしまったり、罪悪感があるために、そのお金を受け取り、大切に使うことができなくなってしまうのです。
◎お金に対する感情の違いが収入に影響する!?
以前、友人5人と話をしているときにお金の話になりました。その中の2人は自営業を営んでいる方で残りの3人はサラリーマンや主婦でした。そして「お金って大事だよ。お金はたっぷり稼がないと」と自営業の友人の一人がいうと、もう一人の自営業の友人はすぐさま「そうだよな」と言ったのですが、その会話を聞いていた残りの3人は「そんなに露骨に言わなくても・・・」という感じで苦笑いしていたのです。
彼らの苦笑した顔を見て二人は「お金は本当に大切だよ。稼がないと寄付も出来ないんだから!」と言っていました。
この反応の違いの興味深いところは、この5人の中では、お金に対して素直に「大切だ。欲しい」と思っている人ほど、お金に対してポジティブな感情を持てる人ほど、収入が多く、お金の自由度が高いということです。これは一つの例なのですが、私たちの感じ方が、収入や豊かさを決める一つの例ですね。
では、次回は「お金と家族関係」について書きたいと思います。(^^)
投稿者 yoshi : 2004年09月02日 15:36
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://1style.sakura.ne.jp/cgi/mt-tb.cgi/176
コメント
北端先生、こんばんは。
お金のコラムとても嬉しいです。(^^)
色々考えながら読んでます。
先生の別のコラムでチャック先生を知りました。
チャック先生の本のエクササイズでも色んな発見があって自分に向き合う貴重な時間になっています。
次回のコラムもとても楽しみにしてます。
先生、ありがとうございます^0^
嬉しい気持ちをお伝えしたくて、では。
投稿者 ミチコ : 2004年09月03日 20:04