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2004年01月29日

”罪悪感”君のワナ (^^)

今日のエントリーは

「おせっかいが苦手◎投影を取り戻そう!」

への追記です。まだ、読んでいらっしゃらない方はこの記事とコメントを読んでいただければと思います。


自分で書いておきながら、なんですが、私も悔しいと思ったことがありますし、今でも思うときがあります。(笑)

「わかってるけど、できない・・・」

ですよね。これがしんどくなってしまうのは、できない自分を責めてしまう、”罪悪感”という感情の仕業です。

心理的な攻撃には2つのベクトルがあります。それは、自分へ向かう”自己攻撃”と他人に向かう”他者攻撃”です。

大抵の場合、他者への攻撃は”投影”となって、自分にも返ってきてしまいます。そういう意味で、

「誰かに対する攻撃や怒りをぶつけるのは止めたほうがいいですよ」

とお伝えするのですが、問題は、他者へ向かっていた攻撃が自分に返ってきてしまうという部分なんです。

これは、「判断」という言葉で伝えられることが多いですが、チャック・スペザーノ博士のセルフ・セラピーカードをお持ちの方は「判断」(英語版はJudgment)だったと思います。鏡を見ながら自分を指差しているカードが入っていますので、そちらも参照してください。


Dr.チャック・スペザーノのセルフ・セラピー・カード

◎誰かを責めている度合いだけ、自分にも返ってくる


これは”判断”、”批判”の力学ですが、誰だって自分を責めたくありませんから、他人を責めることで自己攻撃を和らげているのです。

私が初めてこの話を聞いたとき、

「じゃ、あの人が悪くなかったとしたら、私が悪いって言うことなんですか?」

そう思いました。(笑) だってそうでしょう? あの人が悪くなかったとしたら、悪いのは残された「私」ですものね。

でも、カウンセラーさんはそういう意味で言ったのではなかったんです。

「”誰も悪くないんだ”という無害者の世界を作ってみてはどうですか?」

正直、「はぁ?」と思いました。そのカウンセラーさんが何を言っているのか全く理解できませんでした。

そのカウンセラーさんが言いたかったことは、

「誰かを悪者にする世界では、誰かが加害者となって、誰かが被害者になる。誰かが攻撃して、誰かが攻撃される」

「でも、誰も悪くないし、誰も責められない世界では、加害者も被害者もいない」

ということだったんです。

当時の私にはそんな世界観がありませんでしたから、当然、理解できなかったんです。

「何を言ってるんですか?」
「世の中にはれっきとして加害者がいるし、被害者がいるじゃないですか」

というのが私の言い分だったんですが、その方が言っていたのは、

「そういう世界があるのも事実です」
「でも、もう一方で無害者の世界があるのも事実です」
「あなたはどちらの世界で生きたいですか?」

という問いかけだったんです。


◎罪悪感は加害者・被害者の世界だけに存在する


自分も含めた誰かを責めるという行為は、無害者の世界には存在しないんです。誰も悪くないので責める必要がないからです。

私たちは子供時代、そんな世界観の中で住んでいますが、ほとんどの方が、大人になるにつれて、無害者の世界から、加害者・被害者の世界へ移動していきます。そして、その過程で、自分を責めたり、誰かを責めることを覚えるのです。

だから、大抵の大人は、無害者の世界を信じられませんし、時によっては信じたくないと思っています。なぜかというと、無害者の世界に戻っていくというプロセスが痛みとつながっているからです。

繊細で優しい人ほど、この2つの世界観の中で板ばさみになる傾向が強くなります。私の知っている限り、そういう方の多くは、誰かを守る為に、誰かを大切に愛しているがゆえに、自分を犠牲にしていることが多いんです。

しかし、犠牲による援助がうまく行かなかった時に、すべてが無に帰してしまうのです。そして、この力学が罪悪感を作ってしまうのです。


◎罪悪感のワナを抜けると「自由」というギフトが待っている

こういった攻撃や罪悪感の下には、ある種の封印されたような感情が眠っています。そして、それは、私たちが自分を責め始めたきっかけであることが多いのです。

はじめは、まったく意識できないことが多いので、何のことかさっぱりわからないかもしれませんが、

「私は一体どんな目的のために、このパターンを持ちたかったんだろう?」

という問いかけをしてみてください。

そうすると、あなたの本当の気持ちに気付くかもしれません。

罪悪感というのは、私たちから自由を奪います。逆に無害者の世界は私たちを自由にしてくれます。

罪悪感のワナから抜け出ることができたときの一番のご褒美は、あなた自身も、そしてあなたの周りの人をも自由にしてあげられるギフト(才能)を手にすることができることです。

投稿者 yoshi : 2004年01月29日 18:45

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コメント

北端さん、こんばんは。
昨日の投稿にお返事を下さって、ありがとうございます。
追記してくださったこと、何度も本で読んで、内容は、十分理解しているのですが、正直まだ自分の心にしっくりきていません。
今はそういう、プロセスなのかな、と軽めに捉えていますが。
プロセスのひとつとして、今、自分の感情をありのまま感じてみようという試みをしています。
これは、今まで行動あるのみでやってきて、目に見える行動は疲れてしまった、、というのもありますが、今度は自分の内面の問題に立ち向かってみよう、という 新しい立ち向かい方かもしれないと思ってやっているんです。

そこで、感じたままレスしてみたんです。
読んで嫌な気分になる方がいるかどうか、心配だったのですが、個人的には、北端さんから、アドバイスをいただけたので、成功かな?
という感じです。
とにもかくにも、まずはお礼が言いたかったのです。ありがとうございます。
それから、エンジェルさんの投稿がきっかけで、自分の感情と向き合えたので、エンジェルさんにも、感謝です。

投稿者 池 : 2004年01月30日 01:07

北端さん、池さん、こんにちは。(^^)

今回、私はやらない方がいい「怒りをぶるける」ことをやってしまいました。(^^;
おかげで、ヘトヘトに・・・(笑)
こんなにむかついたのも久しぶりでした。

ひとまず気持ちは落ち着いて、自分の中の罪悪感を探ってみようかな・・・
あれかな?これかな?う~ん、またまたよくわかりません。(笑)
今は、それでもいいや~くらいの感じです。

攻撃や罪悪感の向こうには「自由」が待っているんですね!お~、楽しみですね。(^^)

池さん、私も「心」に大変興味があり、いろんな本を読みあさっています。
しっくりくる時もあるし、こない時もあります。

つい最近、本を整理していて、久しぶりに開いてみた本がありました。前に読んだときは、たぶん気にも止めていなかったことが、訳もなく腑に落ちてしまったんです。ほんと理屈じゃないんですよね。自分でも不思議でした。

投稿者 エンジェル : 2004年01月30日 17:20

北端さん、こんにちは。

今、私は罪悪感をいっぱい持っているように
感じています。
このコラムをふむふむなるほどと読ませて
頂きました。
でも、よくわからないのが
「無害者の世界」という感覚です。
よろしければ、どんなふうに考えたらよいのか、説明していただけると嬉しいです。

投稿者 maki : 2004年01月30日 17:55

北端さん、エンジェルさん、こんにちは。
昨日に続いて、追記します。

わたしも、自分の中の罪悪感を探ってみようと思いました。 でもちょっと苦しい、、、!
それで、エンジェルさんの「またまたよくわかりません。(笑)今は、それでもいいや~くらいの感じです。」や、
北端さんの、「このコラムを読んでしんどくなるようだったら、今は休憩が必要なサインかもしれません」というのを、読み返して、なんだか今の私にはこの二つの言葉にじーんときた というか、しっくりくるんですよね。
ホントに休憩が必要なのかも、、、
しばらく、「休む」ことを選択してみようかな!

北端さんのコラムや、エンジェルさんの投稿、また読むの楽しみにしていますね~。
ありがとう。

投稿者 池 : 2004年01月30日 17:56

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