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2001年12月31日

非指示型のカウンセリングと指示型のカウンセリング

カウンセリングには大きく分けて2つの方法があります。1つは、非指示型の傾聴を中心としたカウンセリング。これが、たいていの人が思っているカウンセリングです。

「カウンセリングって聞くだけでしょう」

というのは、このイメージからやってきています。

この種のカウンセリングを受けて、気づきを得た人もいれば、「聞いてもらっているだけで役に立っているのか?」と感じた方もいるでしょう。

カウンセリングで傾聴を大切にする理由は、「クライアントは自らに問題を解決する力がある」という信頼を大切にしているからです。

しかし、一方で、「早く解決したい!」というクライアントのニーズもあります。

そこに応える形で存在するのが、指示型カウンセリングです。これは聞くだけではなく、クライアントにアドバイスを行います。


・指示型だけでもクライアントのためにならい

カウンセリングの目的は、「クライアントが自信を持って人生を切り開く力、幸せを手に入れる力を身につけるサポートをすること」です。

人材育成と同じで、右も左も分からない新入社員に何も教えずに、ただ話を聞くだけでは成長しません。しかし、成長し始めた社員に、頻繁にアドバイスを指示をずっと続けていると自発的に動けない社員、指示待ち社員、上司に依存する社員になります。

大切なのは、話を聞き、受け止め、そしてイキキと成長するのに必要なアドバイスを適切に与え、信頼すること。

でも、指示やアドバイスだけ与えていると、人は「指示待ち」して、自発的に行動することができなくなります。


私は、カウンセリングを受けてくれる方には、「自分の力で幸せを見つけて、手に入れる、受け取る力を身につけて欲しい」と思っています。


そのため、あえてカウンセリングでアドバイスをしないこともあります。私がいうよりも、クライアント本人が考え、決断し、行動したほうが、成長につながるケースもあるからです。


私はカウンセリングでこのバランスを大切にしています。

投稿者 yoshi : 2001年12月31日 09:00